傘拍子の歌詞が刻まれたコンバースが話題|RADWIMPSトリプルコラボの魅力と注意点

コンバース radwimps コンバース
画像はイメージで、実物とは違います。

RADWIMPSとコンバースのコラボレーションについて、毎日のようにSNSで情報を追っている方も多いのではないでしょうか。ついに実現した、バンドのメジャーデビュー20周年を記念するビッグプロジェクト。そこに、日本を代表するスニーカーショップ「atmos(アトモス)」の設立25周年という祝祭も重なり、Converseを加えたトリプルコラボレーションという、とんでもないスニーカーが誕生しました。私自身、RADWIMPSの楽曲には学生時代から何度も救われてきましたし、コンバースも何足履き潰したかわからないほど愛用しています。だからこそ、このコラボの一報を聞いたときは、思わず声が出てしまうほど興奮しました。

しかし、これだけの注目作となると、気になることが山ほどありますよね。「野田洋次郎さんがこだわったという厚底のデザインは、実際のところ履きやすいの?」「『傘拍子』の歌詞が刻まれているらしいけど、どんな意味が込められているの?」といったデザイン面の疑問から、切実な「サイズ感」や「定価」、そして抽選販売が終わってしまった後の「購入方法」についてなど、知りたい情報が尽きないはずです。特に、アウトソールのアートワークを見て「これ、踏めないじゃん…」と心配しているファンの声もよく耳にします。

今回は、そんな皆さんの疑問や不安を一つひとつ丁寧に解消できるよう、スニーカー好きとしての知識と、RADWIMPSファンとしての熱量を込めて情報を整理しました。スペックの解説だけでなく、この靴に込められたストーリーや、長く大切に履くためのポイントまで、余すところなくお伝えします。

  • コラボモデルに込められた野田洋次郎さんの想いと、トリプルコラボならではのデザインの秘密
  • フォクシングテープに刻まれた『傘拍子』の歌詞の意味や、クリアソールの特殊な構造について
  • 厚底モデル「ALL STAR (R) LIFTED」特有のサイズ感と、失敗しないサイズ選びのコツ
  • 抽選終了後の現在の二次流通相場や、安全かつ確実に手に入れるための具体的な購入ルート

この記事の信頼性

この記事は、公式発表されたスペック情報や野田洋次郎さんご本人のコメント、そしてスニーカー市場の実際の動向に基づいて執筆しています。二次流通価格などは変動する可能性がありますが、現時点でのリアルな情報をお届けします。

コンバースとRADWIMPSのコラボ詳細

まずは、今回のコラボレーションモデルがどのようなスペックで、どのような想いが込められているのかを深掘りしていきましょう。単なるバンドグッズの枠を遥かに超えた、アーティストとファンの絆、そしてスニーカーとしての完成度を追求したディテールが満載です。なぜこれほどまでに注目されているのか、その理由を紐解いていきます。

コラボモデルの定価と基本情報

今回のモデルは、RADWIMPSのメジャーデビュー20周年と、スニーカーショップatmosの設立25周年を記念して製作された、まさにアニバーサリーイヤーを象徴する特別な一足です。正式名称は「RADWIMPS × atmos × Converse ALL STAR (R) LIFTED Z HI / AT RW」。名前が少し長いですが、それだけ多くの要素が詰め込まれている証拠ですね。

ベースとなっているのは、近年、野田洋次郎さんもプライベートや衣装で好んで履いているという厚底モデル「ALL STAR (R) LIFTED(オールスター アール リフテッド)」です。通常のオールスターよりもソールにボリュームがあり、現代的なシルエットが特徴です。なお、コンバースの厚底系はラインナップが意外と幅広いので、雰囲気やソール高の違いも含めて把握しておきたい方は、ALL STAR Ⓡ LIFTEDなどコンバース厚底モデルの特徴もあわせて参考になります。

コンバース コラボ RADWIMPS ロゴ ヒールパッチ アシンメトリーデザイン 20周年記念

さて、購入を検討する上で最も気になる情報のひとつである定価ですが、22,000円(税込)となっています。一般的なコンバースのオールスターが7,000円から10,000円前後で購入できることを考えると、「正直、ちょっと高いな…」と感じた方もいるかもしれません。私も最初はそう思いました。しかし、この価格設定には明確な理由があり、詳細を知れば知るほど「むしろ適正、いや安いかもしれない」と思えるほどの内容になっています。

項目 詳細内容
商品名 RADWIMPS × atmos × Converse ALL STAR (R) LIFTED Z HI / AT RW
発売日 2025年10月4日(土)
品番 31316160
サイズ展開 23.0cm ~ 28.0cm, 29.0cm, 30.0cm
販売店舗 atmos、atmos pink、TOKYO 23など(現在は完売)

価格の背景にあるのは、まず「トリプルコラボ」であるという希少性です。RADWIMPS、atmos、Converseという3つのブランドネームが冠されること自体が特別です。さらに機能面でも妥協がありません。コンバースオリジナルの高機能カップインソール「REACT(リアクト)」を搭載しており、これは従来のオールスターとは比べ物にならないほどのクッション性を持っています。ライブで飛び跳ねたり、長時間立ちっぱなしだったりしても疲れにくいように設計されているのです。

また、着脱を容易にするサイドジッパーの採用や、アッパー素材の質感、プリントの加工賃などを積み上げていくと、この価格は決して高すぎるものではありません。20周年という記念すべきタイミングで、長く愛用できる「作品」を手に入れると考えれば、十分に納得できるプライスではないでしょうか。

RADWIMPS コンバース 定価 22000円 REACTインソール 高機能カップインソール 解説

傘拍子の歌詞を刻んだデザイン

このスニーカー最大の特徴であり、ファンとして最も胸が熱くなり、涙腺が緩んでしまうポイントが、ソール側面(フォクシングテープ)にプリントされた文字のデザインです。ここには、RADWIMPSの名曲『傘拍子』の一節が、英語に翻訳された状態で刻まれています。

ファンの方ならご存知かと思いますが、『傘拍子』は非常に深い愛情と信頼を歌った楽曲です。今回、スニーカーというアイテムに落とし込むにあたり、野田洋次郎さんが選んだのは「靴紐」にまつわるあの一節でした。

プリントされている歌詞(英訳)

“”I wish I were your shoelaces, then I would trust you and I wouldn’t let you stumble or give you bruises””

日本語の意味(原曲のニュアンス)

「僕が君の靴紐だったらいいのに、そしたら僕は君を信頼して、君を躓かせたり、痣を作らせたりしない」

出典:atmos

出典:atmos

この言葉選びには、「ファンとアーティストの揺るぎない信頼関係」や「これからの人生も共に歩んでいく絆」が表現されているように感じます。スニーカーにおいて「靴紐」は、足をホールドし、歩行を支える最も重要なパーツです。それを「君を躓かせない存在になりたい」というメッセージと重ね合わせるセンスには脱帽です。

野田さんは、この文字の配置やフォントサイズについて、ミリ単位での調整を繰り返したそうです。単に歌詞をプリントしただけの商品ではなく、文字がスニーカーのデザインの一部として美しく調和するように計算されています。歩くたびに、ふと足元を見るとこのメッセージが目に入る。それだけで、「一人じゃない」「守られている」と感じられるような、お守りのような存在になってくれるはずです。

また、ヒールラベル(踵のパッチ)も特別仕様になっています。通常は左右とも「ALL STAR」のロゴですが、今回は片方が通常のコンバースロゴ、もう片方が「RADWIMPS」の文字が入ったアシンメトリー(左右非対称)デザインになっています。後ろ姿でもコラボモデルであることがさりげなく主張されており、ファンの所有欲をくすぐるニクイ演出ですね。

野田洋次郎が着用するこだわり

なぜ今回のベースモデルに、定番の「ALL STAR」ではなく、厚底の「ALL STAR (R) LIFTED」が選ばれたのでしょうか。その背景には、野田洋次郎さん自身の現在のファッション観と、スニーカーに対するこだわりが色濃く反映されています。

野田さんはインタビューなどで、高校時代からバンドマンの象徴としてコンバースのオールスターを愛用していたことを明かしています。スキニーパンツにハイカットのコンバースを合わせるスタイルは、かつてのロック少年の憧れでもありました。しかし、20年という時を経て、彼のファッションスタイルも進化しています。最近は「ブーツや厚底など、足元にボリュームや存在感のある靴を選ぶことが多い」と語っており、今の気分に最もフィットするのが、このプラットフォームソール(厚底)だったのです。

ALL STAR (R) LIFTED 厚底 ソール 高さ比較 野田洋次郎 着用モデル

さらに、今回のデザインでは単に厚底にするだけでなく、「ブーツテイスト」を強く意識したカスタマイズが施されています。

ブーツライクなディテールの数々

  • サイドジッパー:デザインのアクセントになるだけでなく、ハイカット特有の「脱ぎ履きが面倒」という弱点を完全に解消しています。
  • ヒールループ:踵部分に指を引っ掛けられるループを配置。これもブーツによく見られるディテールで、着脱を助けるとともに、後ろ姿の印象を強めます。
  • ブラックキャンバス:アッパーには重厚感のあるブラックを採用し、ロックかつモードな雰囲気を演出しています。

コンバース サイドジッパー ディテール つま先 RAD 手書きプリント 黒キャンバス

画像はイメージで、実物とは違います。

これらの要素が組み合わさることで、スニーカーとしての軽快さを持ちながらも、まるでブーツのような重厚感と存在感を放つ一足に仕上がっています。ワイドパンツに合わせても裾を引きずりにくく、足元にしっかりとポイントを作れるので、野田さんのようなモードなスタイリングが好きな方にはたまらないデザインと言えるでしょう。

そして忘れてはいけないのが、つま先(トゥ)部分のデザインです。ここには野田さん手書きの「RAD」の文字がプリントされています。機械的なフォントではなく、本人の筆跡がそのまま残されていることで、まるでサイン入りの靴を履いているような特別な気分を味わえます。細部まで「野田洋次郎の今」が詰まった、渾身の一足ですね。

踏めないと心配なソールの秘密

このコラボモデルのデザインが発表された当初、SNSを中心にファンの間で大きな話題(というか悲鳴?)になったのが「アウトソールのデザイン」です。靴の底面全体に、RADWIMPSの歴代シングルやアルバムのジャケット写真がコラージュされているのです。初期の懐かしいジャケットから最新のアートワーク(KYOTARO氏の作品含む)までが敷き詰められたその光景は圧巻ですが、同時にある不安がよぎります。

「これ、もったいなくて踏めない…!」

「履いて歩いたら、アスファルトで削れてジャケ写が消えちゃうんじゃないの?」

そんな心配をして、観賞用と保存用で2足買わなきゃいけないのかと悩んだ方も多いはずです。しかし、結論から言うと、その心配は無用です。

RADWIMPS ジャケット写真 ソール裏 クリアソール 構造 削れない 仕組み

クリアソールの構造解説

このアウトソールは「クリアソール仕様」になっています。つまり、一番外側の地面と接する部分は透明なラバー素材で覆われているのです。ジャケット写真のアートワークは、その透明なソールの内側にプリントされています。そのため、どれだけ歩いても地面との摩擦でデザインが直接削れることはありません。

もちろん、長年履き込んで透明なソール自体がすり減ってしまえば、最終的には到達してしまう可能性はありますが、日常的に履く分にはアートワークは守られ続けます。野田さんご本人も、この「踏めない問題」について言及しており、「ちゃんと保護されているので遠慮せず履いてほしい」「一緒に歩んでいる感覚になれる」とコメントされています。

「自分たちの音楽(ジャケット)を踏みしめて歩く」という行為に対して、アーティスト側が「一緒に歩く」というポジティブな解釈を与えてくれているのが素敵ですよね。歩くたびにチラッと見える底面のアートは、履いている本人には見えにくい場所ですが、階段を登る時や足を組んだ時に、周囲の人に「おっ!」と思わせる隠れたアピールポイントになります。ぜひ、箱にしまわず、街中でガシガシ履いてあげてください。

厚底モデルのサイズ感と選び方

ネット通販でスニーカー、特に限定コラボモデルを購入する際に最もハードルが高いのが「サイズ感」です。試着ができない上、返品交換も難しいケースが多いため、失敗は許されません。今回のモデルは「ALL STAR (R) LIFTED」がベースですが、通常の定番オールスターとは履き心地やサイズ感が少し異なりますので、詳しく解説します。

通常のオールスターとの違い

まず、最大の違いはインソールです。このモデルには「REACT(リアクト)」という高機能カップインソールが搭載されています。これはクッション性が抜群に良いのですが、その分、インソール自体に厚みがあります。 そのため、通常のペラペラなインソールのオールスターと同じサイズを選ぶと、足を入れた時に靴内部の容積が狭くなり、特に「甲の高さ」がきつく感じることがあります。

厚底ソール(LIFTED)の特性

また、厚底ソールは通常のソールよりも硬く、屈曲性(曲がりやすさ)が少し劣ります。歩く時にソールがあまり曲がらないため、サイズが大きすぎると踵(かかと)が浮いてしまいやすく、逆に小さすぎるとつま先が痛くなりやすいという特徴があります。キャンバス生地もしっかりしているため、履き始めは少し硬さを感じるかもしれません。

推奨するサイズ選び

  • 幅広・甲高の方(多くの日本人):普段履いているスニーカー(ナイキやアディダスなど)より0.5cm~1.0cmアップを強く推奨します。例えば普段27.0cmなら、27.5cmか28.0cmを選んだ方が安心です。サイズ選びで迷いやすい方は、スニーカーをわざと大きめで履くメリットとサイズ感の考え方も先に押さえておくと失敗が減ります。
  • 足幅が細め・甲が低めの方:普段通りのサイズ、もしくは厚手の靴下を履くことを考慮して0.5cmアップでも良いでしょう。

コンバース 厚底 サイズ感 選び方 0.5cmアップ 幅広 甲高 リアクトインソール きつい

「サイズを上げると脱げてしまわないか?」と心配になるかもしれませんが、今回はハイカットであり、さらにサイドジッパーが付いています。紐を一番上までしっかり締めておけば、足首でホールドされるため、多少つま先に余裕があっても脱げることはありません。むしろ、ジッパーのおかげで、紐をいちいち結び直す必要がないため、紐を少しキツめに調整したまま脱ぎ履きが可能です。

個人的なアドバイスとしては、「大は小を兼ねる」です。小さいと痛くて履けませんが、大きい分には中敷きを追加したり、厚手のソックスで調整したりできます。迷ったらハーフサイズ上を選んでおくのが、通販での鉄則ですね。

特別仕様のボックスと付属品

スニーカー本体の魅力もさることながら、今回のコラボレーションはパッケージングや付属品に至るまで、徹底的にこだわり抜かれています。届いた瞬間から感動が始まる、その詳細を見ていきましょう。

歴代ジャケ写のスペシャルボックス

商品は、通常のコンバースの箱ではなく、今回のために特別にデザインされたオリジナルカートンボックスに入って届きます。この箱の全面には、アウトソールと同様にRADWIMPSの歴代ジャケット写真が印刷されています。これだけでも部屋のインテリアとして成立するほどのクオリティで、ファンとしては箱だけでご飯3杯はいけるレベルです(笑)。捨てられない箱がまた一つ増えてしまいますが、これは嬉しい悲鳴ですね。

RADWIMPS コンバース 箱 デザイン 付属品 靴紐 白黒 2種類

画像はイメージで、実物とは違います。

印象を変える2種類のシューレース

また、シューレース(靴紐)は以下の2種類が付属しており、好みに合わせてカスタマイズ可能です。

  1. ロゴ入りのファットシューレース(太紐):こちらは白ベースにロゴが入った太めの紐です。これを通すと、90年代のスケーターシューズのようなボリューム感が出て、ストリート色が強まります。野田さんの「厚底・存在感」という意図を汲むなら、こちらがおすすめです。
  2. 黒のシューレース:通常のオールスターに近い、シンプルな黒の平紐です。こちらを通すと、全体がブラックで統一され、よりシックでモードな印象になります。ジッパーの金属パーツが映えるので、大人っぽく履きたい時に最適です。

その日の気分やコーディネートに合わせて紐を変えることで、全く違った表情を楽しめるのも、このコラボモデルの懐の深さです。私は片足ずつ紐を変えてアシンメトリーにして履くのも面白いかな、なんて想像しています。

コンバースとRADWIMPSの購入情報

ここまで読んで、「やっぱり欲しい!」「絶対に手に入れたい!」という気持ちが高まった方も多いと思います。ここからは、実際にこのスニーカーを手に入れるための情報、特に一次販売終了後の現状と、今後の入手ルートについて現実的な観点から解説します。

抽選販売の日程と現在の状況

まずは、今回のコラボレーションモデルがどのようなスケジュールで販売されたのか、その経緯を正確に振り返ってみましょう。すでに「買えなかった…」と肩を落としている方も多いかと思いますが、状況を整理することで、今回がいかに異例の激戦だったかが見えてきます。

今回の販売は、先着順によるサーバーダウン等の混乱を避けるため、主にスニーカーショップ「atmos」の公式サイトにおける抽選販売方式が採用されました。

公式販売スケジュール(終了)

  • 抽選エントリー期間:2025年9月8日(月)12:00 ~ 9月24日(水)23:59
  • 当選発表・自動決済:2025年10月4日(土)「10:00頃(予定)」より順次
  • 商品発送:2025年10月4日(土)~ 10月11日(月)にかけて順次発送

RADWIMPS コンバース 売り切れ 完売 atmos 在庫なし 再販なし

特筆すべきは、約2週間以上という非常に長いエントリー期間が設けられていた点です。通常、限定スニーカーの抽選は数日から1週間程度で締め切られることが多いのですが、今回は多くのファンが確実に応募できるよう、かなり余裕を持ったスケジュールが組まれていました。焦らずサイズ選びができた点は運営側の優しさと言えますが、裏を返せば、それだけ多くの応募が集まる猶予があったということでもあります。

そして迎えた10月4日の発売日(当選発表日)。SNS上では朝から「当選した!」「ダメだった…」という報告が入り乱れ、トレンド入りするほどの盛り上がりを見せました。私の観測範囲でも、当選確率は決して高くなかったように感じます。特にゴールデンサイズ(24.0cm〜27.5cm付近)は競争率が凄まじく、RADWIMPSファンだけでなく、純粋なスニーカーヘッズや転売目的の層も参戦したことで、まさに「プラチナチケット」化してしまったのが実情です。

販売チャネル 現在の状況 備考
atmos オンライン 完売 (SOLD OUT) 抽選販売で全数終了
atmos pink 各店 完売 (SOLD OUT) レディースサイズ中心に展開も即完売
TOKYO 23 完売 (SOLD OUT) 店頭販売分も当日に終了
Converse 公式 在庫なし 製品ページはあるが購入不可

現状、上記の通りすべての正規販売ルートにおいて在庫は「完売」の状態です。atmosの店舗(千駄ヶ谷店など)や、バスケットボールカルチャーを発信する「TOKYO 23」での店頭販売もありましたが、こちらも発売当日に姿を消しました。

メーカーであるコンバースの公式サイトでも商品ページは確認できますが、カートに入れることはできません。通常のモデルであれば、後日量販店に入荷することもありますが、今回は「トリプルコラボの限定品」であるため、ABC-MARTなどの一般的な靴流通センターに並ぶ可能性はゼロに等しいと考えてください。

つまり、現時点で定価(22,000円)で新品を購入できる正規の扉は、残念ながらすべて閉ざされてしまっているのが現実です。

完売後の在庫と再販の可能性

「再販はあるの?」「受注生産にしてくれないの?」という切実な願いを持つ方も多いと思います。現時点では、メーカーやatmosから公式な再販のアナウンスは出ていません。

一般的に、このようなアニバーサリー記念モデルやトリプルコラボ商品は、「限定生産・売り切り」であることがほとんどです。通常の定番モデルとは異なり、再生産するには3社の調整が必要となるため、ハードルが高いのが現実です。過去の例を見ても、この規模のコラボがすぐに再販されるケースは稀です。

わずかな希望:リストック(在庫復活)

ただし、完全に可能性がゼロかと言うと、そうとも言い切れません。atmosのオンラインストアでは、当選者の支払いキャンセル分などが、予告なく極少数だけ在庫として復活(リストック)することがあります。これは「ゲリラ販売」とも呼ばれ、タイミングが合えば定価で購入できる奇跡のようなチャンスです。

確率は宝くじ並みに低いですが、atmosのサイトをお気に入りに登録してこまめにチェックしたり、SNSでの入荷速報アカウントをフォローしたりすることで、情報をキャッチできるかもしれません。ただ、基本的には「正規ルートでの購入はほぼ不可能」と考え、次の手段(二次流通)を検討する段階に入っています。

転売市場での相場と入手方法

抽選に外れ、正規販売店での購入が叶わなかったとしても、まだ諦める必要はありません。現在、このスニーカーを手に入れるための現実的な選択肢は、いわゆる「二次流通(リセール)市場」を利用することです。

「転売価格で買うのは悔しい」という気持ち、痛いほど分かります。しかし、限定スニーカーの世界では、発売直後の二次流通が「実質的な一般販売」と化している側面も否定できません。ここでは、感情論はいったん脇に置いて、冷静に「いくらなら買えるのか」「どこで買うのが安全なのか」というデータを分析していきましょう。

【最新版】サイズ別・リアルタイム相場分析

発売から時間が経過し、市場の相場はある程度の安定を見せています。定価は22,000円(税込)ですが、二次流通市場では需要と供給のバランスにより、サイズごとに価格が大きく異なります。

現在の取引価格の目安は、全体を通してみると21,600円〜45,000円程度です。「定価割れ」しているケースは極めて稀ですが、サイズによっては定価プラス数千円で手に入るチャンスもあります。

サイズ別の価格傾向(プレ値ランク)

  • Sランク(高騰中):26.0cm ~ 28.0cm いわゆる「ゴールデンサイズ」です。男性の平均的な足のサイズであり、最も需要が集中します。このゾーンは競争率が激しく、状態が良い新品であれば35,000円〜45,000円前後の高値で取引される傾向にあります。定価の倍近くになることも覚悟が必要です。
  • Aランク(やや高め):23.0cm ~ 24.5cm 女性ファン(RADWIMPSは女性人気も非常に高いです)が求めるサイズ帯です。こちらも需要は高いですが、男性サイズに比べると出品数がやや多いため、28,000円〜35,000円程度で推移しています。
  • Bランク(狙い目):29.0cm / 30.0cm 足の大きい方向けのサイズは、需要の母数が少ないため、相場が上がりにくい傾向があります。タイミングが良ければ、23,000円〜26,000円という、定価に送料と手数料を乗せた程度の手頃な価格で見つかることがあります。足が大きい方はラッキーと言えるでしょう。

RADWIMPS コンバース 転売価格 相場 プレ値 サイズ別 価格表 スニダン

どこで買うべき?主要プラットフォームの比較

次に「どこで買うか」という問題です。主に利用されるのは「スニーカーダンク(スニダン)」「メルカリ」「Yahoo!オークション」の3つですが、それぞれにメリット・デメリットがあります。

プラットフォーム 相場の安さ 安全性(偽物リスク) おすすめ度
スニーカーダンク △(手数料分高い) ◎(プロ鑑定あり) ★★★★★
メルカリ ○(交渉次第で安い) △(自己責任) ★★★☆☆
Yahoo!オークション ◎(掘り出し物あり) ×(画像判断のみ) ★★☆☆☆

私個人の意見としては、多少手数料がかかったとしても、間違いなく「スニーカーダンク(スニダン)」を利用することを強くおすすめします。

理由は単純で、「プロによる真贋鑑定」が入るからです。出品者から一度スニダンの事務局に靴が送られ、そこで偽物ではないか、新品としての基準を満たしているかが厳しくチェックされてから購入者の元へ届きます。人気のコラボモデルは、残念ながら精巧な偽物(スーパーコピー)が出回るリスクが常にあります。数万円を支払って偽物を掴まされるリスクを考えれば、鑑定料は「安心を買う保険料」として決して高くはありません。

もしスニダンの仕組み(鑑定〜返金の流れ)をもう少し具体的に知っておきたい方は、スニーカーダンクの真贋鑑定の仕組みと偽物を避ける考え方も参考にしてみてください。

野田洋次郎さんの想いと「転売」への向き合い方

最後に、少しデリケートな話題に触れておきます。野田洋次郎さんは過去に、ご自身のグッズが転売されている状況に対して、「転売するやつは許せない。ぶっ飛ばします(笑)」と、ユーモアを交えつつも明確な拒絶反応を示されています。

ファン心理として、「転売屋にお金を落としたくない」「アーティストの想いを裏切りたくない」という葛藤があるのは当然です。私もその気持ちは痛いほど分かります。

しかし、個人売買(C2C)トラブルに関する公的な注意喚起も増えている昨今、正規ルートが絶たれた後に安全に商品を手に入れる手段が限られているのも事実です。(出典:消費者庁『インターネット通販トラブル』

これだけは避けて!SNSでの直接取引 Twitter(X)やInstagramで「定価で譲ります」と持ちかけ、PayPayや銀行振込で先払いを要求するケースが多発しています。これは詐欺の常套手段です。見ず知らずの相手との、保証のない直接取引だけは絶対に行わないでください。

もし二次流通で購入される場合は、「転売屋の利益になる」と考えるのではなく、「サイズが合わずに泣く泣く手放した他のファンから引き継ぐ」あるいは「市場価値として認められた対価を払って、大切なコレクションを迎え入れる」と捉えてみてはいかがでしょうか。

最も大切なのは、手に入れたそのスニーカーを大切に履き、RADWIMPSの音楽と共に歩んでいくことです。入手経路はどうあれ、あなたがその靴を愛用すること自体が、結果としてこのコラボレーションへの最大のリスペクトになると私は信じています。

コンバースとRADWIMPSの総括

RADWIMPS×atmos×コンバースのトリプルコラボスニーカーは、単なる一過性の流行アイテムではありません。バンドの20年の歴史、野田洋次郎さんの現在の感性、そしてファンへの深い愛情が、一足のスニーカーという形に凝縮された作品です。

『傘拍子』の歌詞に込められた「躓かせない」というメッセージ。「踏めない」と言われるほど美しいソールのアートワーク。そして、実際に履く人のことを考えた厚底やクッション性の機能美。これらすべてが、RADWIMPSというバンドの誠実さを表しているように思えてなりません。

現在は残念ながら定価での入手は困難ですが、この靴は手に入れる価値が十分にあると私は断言できます。もしリセール市場で運命のサイズに出会えたなら、それはきっと「買い」のサインです。サイズ選びや相場をしっかりリサーチして、後悔のない選択をしてください。そして手に入れた暁には、野田さんの言葉通り、遠慮なくガシガシ履いて、あなたの人生という道のりをRADWIMPSと共に歩んでいってください。

コンバース 着用イラスト 足元 RADWIMPS スニーカー 履き潰す コンバースおじさん

この記事が、あなたのスニーカー選びの参考になれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

※本記事の情報は2025年10月時点のものです。最新の在庫状況や価格は各サイトにてご確認ください。

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