プーマ厚底が歩きにくい理由と解消法

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プーマの厚底スニーカー、デザインが本当に可愛くて、スタイルアップもできるし、一足は持っていたいアイテムですよね。私もあのボリューム感に惹かれて、ついチェックしてしまいます。

でも、いざ履いてみると「あれ?なんだか歩きにくいかも…」「デザインは最高なのに、長時間履くと疲れる?」と感じたことはありませんか。

プーマのスニーカーはヨーロッパ基準で設計されているためか、細身のモデルが多く、特に甲高や幅広の足だとサイズ感に悩むことが少なくありません。モデルによってはかかとが脱げるように感じたり、大人気のメイズは歩きにくいのか?なんて疑問もよく耳にします。

履いているうちに甲が痛い、あるいはつま先が痛い、くるぶしが痛いといった具体的な悩みが出てくると、せっかくのお気に入りでも履くのが億劫になってしまいますよね。それに、厚底ならではの転倒リスクも少し気になるところです。

この記事では、なぜプーマの厚底スニーカーが歩きにくいと感じるのか、その原因を私なりに深掘りしつつ、インソールや靴紐での具体的な調整方法、そしてキャリーナなど他の歩きやすいモデルとの比較まで、できる限りの対策をまとめてご紹介します。

  • プーマ厚底が歩きにくいと感じる構造的な原因
  • 日本人の足型に多い甲高・幅広の正しいサイズ選び
  • 歩行中にかかとが脱げる問題への具体的な対策法
  • 疲れにくい歩き方や、おすすめの歩きやすいモデル

プーマ厚底スニーカーが歩きにくい理由

デザインは本当に文句なしに可愛いプーマの厚底。それなのに、なぜか「歩きにくい」「疲れる」という声が一部であがるのでしょうか。その背景には、プーマ特有の設計思想と、厚底スニーカーというカテゴリーが持つ構造的な特徴が関係しているようです。まずは、その原因を一緒に見ていきましょう。

なぜ重心が高いと疲れるのか

なぜ重心が高いと疲れるのか

厚底スニーカーの最大の魅力であり、同時に「歩きにくさ」の原因ともなるのが、ソールが厚いことによる「重心の高さ」です。

当たり前ですが、ソールが4cm、5cmと厚くなれば、そのぶん地面からの距離が遠くなり、体全体の重心位置も高くなります。ハイヒールと違ってつま先とかかとの高低差(ヒール差)が少ないプラットフォーム型が多いため、不安定さは軽減されてはいますが、それでも重心は高いままです。

私たち人間は、歩いている時、常に無意識にバランスを取っています。重心が高くなると、そのバランス調整がより難しくなり、体は倒れないように体幹や足首、ふくらはぎ、太ももといった様々な筋肉を普段以上に使って体を支えようとします。

この「無意識の頑張り」が、積もり積もって「なんだか今日はいつもより疲れるな…」という感覚につながるわけです。特に長距離を歩いた日には、その差が顕著に出やすいかなと思います。

プーマのサイズ感は細身?

「プーマのスニーカーって、デザインは好きなのに、どうも足に合わない…」と感じたことがある方、それはおそらくプーマの「木型(ラスト)」に理由があります。

プーマはヨーロッパ(ドイツ)発のブランドです。ご存知の通り、ヨーロッパの人々の足型は、一般的に私たちアジアの人々と比べて「幅が細く、甲が低い」傾向にあります。プーマのスニーカーも、その足型を基準とした細身の木型で設計されているモデルが多いのです。

結果として、日本人に多いとされる「幅広・甲高」の足の方が履くと、

  • 足の幅(特に小指の付け根あたり)がギチギチに圧迫される
  • 甲の部分が靴紐の下で窮屈に感じる

といった事態になりがちです。これが「歩きにくい」「痛い」という不快感の直接的な原因になることは非常に多いです。

快適インソール「SoftFoam+」の落とし穴

プーマの多くのモデルには「SoftFoam+(ソフトフォームプラス)」という、非常に柔らかくクッション性の高いインソールが搭載されています。足を入れた瞬間の「フカフカ感」は最高ですよね。

しかし、このインソールはそれ自体に結構な厚みがあります。そのため、もともと細身の設計のところに厚いインソールが入ることで、さらに甲周りの空間(高さ)が圧迫され、タイトに感じられる一因にもなってしまうんです。快適さの反面、サイズ感をシビアにする要因でもあるわけですね。

甲高や幅広のサイズ選び

甲高や幅広のサイズ選び

では、甲高・幅広の足を持つ私たちは、どうやってプーマの厚底を選べばいいのでしょうか。私が行き着いた結論は、「思い切ったサイズアップ」です。そして、「試着は必須」ということです。

普段履いているスニーカーのジャストサイズ(例えばナイキで24.0cmだから、プーマも24.0cmでいいや)という選び方をすると、高い確率で失敗するかもしれません…。

サイズアップの目安としては、普段のジャストサイズよりも最低でも+0.5cm、できれば+1.0cm上を選ぶことを強く推奨します。

サイズアップの目安

  • 足幅や甲の高さが標準だと思う方: 普段のサイズ +0.5cm
  • ご自身で「幅広」または「甲高」だと自覚している方: 普段のサイズ +1.0cm
  • かなりの幅広・甲高の方: モデルによっては+1.5cm以上も検討

オンラインショップのレビューは本当に参考になります。「幅広なので1.0cm上げたらシンデレラフィットでした」という声を、私もどれだけ見たことか分かりません。

もし試着ができるなら、以下の点を確認してください。

  1. 必ず立った状態で履く: 座っている時と立った時では、足にかかる体重が異なり、足の大きさも変わります。
  2. つま先の「捨て寸」を確認: 履いて立った状態で、つま先に1.0cm〜1.5cm(人差し指1本分くらい)の余裕があるか。これが「捨て寸」です。これが無いと歩行時につま先が当たります。
  3. 試着は夕方以降に: 足は夕方になるとむくみで少し大きくなります。一番大きい状態の足で合わせるのがベストです。

このサイズアップが、プーマの厚底を快適に履くための第一歩です。

かかとが脱げる時の対策

かかとが脱げる時の対策

「よし、アドバイス通り1.0cmサイズを上げたぞ!…でも、今度はかかとがパカパカして脱げる…」

これは、スニーカーのサイズアップにおいて非常によくある「あるある」です。特に厚底スニーカーはソールが硬く曲がりにくいため、歩行時にかかとが靴についてこない「かかと浮き」が起きやすいんです。

でも、大丈夫です。これは「サイズが大きすぎた」のではなく、「フィット感の調整が足りていない」だけかもしれません。対策は主に2つあります。

1. 靴紐の締め方を見直す(ヒールロック)

まず、お金をかけずに今すぐできる最強の対策がこれです。 かかとが浮く最大の原因は、足の甲や足首が靴の中でしっかり固定されていないことです。そこで、靴紐の締め方を見直します。

ポイントは、「足首に一番近い、最後の靴紐の穴」です。

多くのスニーカーには、一番上に2つ並んだ穴がありますよね?(鳩目が2列になっている部分)あそこをしっかり使う「ヒールロック(またはレースロック)」という結び方を試してみてください。

  1. 一番上(足首側)の穴まで普通に靴紐を通します。
  2. 最後の穴に、靴紐を「外側から内側」に通し、小さな輪っかを作ります。(左右両方)
  3. 反対側の靴紐の先端を、その輪っかに通します。
  4. 左右の紐をキュッと締めます。

この結び方(または、単純に一番上の穴までしっかり通してキツめに締めるだけでも)で、足首周りが驚くほどガッチリ固定されます。これにより、足が靴の中で前後に動かなくなり、かかとの浮きが劇的に改善されることがあります。

(内部リンク:スニーカーのかかと浮きを防ぐ靴紐の結び方について詳しくはこちら

2. インソールやヒールパッドを活用する

靴紐を締めてもまだ少し浮く…という場合は、文明の利器(アイテム)に頼りましょう。

  • ヒールパッド(かかと用パッド): かかとの内側に貼り付ける、クッション性のあるパッドです。物理的に隙間を埋めてくれるため、かかとのフィット感が向上します。「靴擦れ防止用」として売られているものでも代用できます。
  • 滑り止め効果のあるインソール: 足が靴の中で前に滑る(前滑りする)ことで、結果的にかかとが浮いている場合もあります。表面が滑りにくい素材のインソールに交換したり、つま先部分に滑り止めパッドを入れるのも有効です。

これらの対策で、サイズアップしたスニーカーのフィット感を最適化していきましょう。

メイズは歩きにくいモデル?

さて、ここでプーマ厚底の代表格であり、大人気の「MAZE(メイズ)」について触れておきます。あのボリューム感と洗練されたデザインは、本当に魅力的ですよね。

「メイズは歩きにくい」という声も時々見かけますが、実際のところはどうなのでしょうか。

メイズのソールは約5cmと、かなりの厚底カテゴリーに入ります。しかし、プーマの技術で、あのゴツい見た目に反して驚くほど軽量に設計されているのが大きな特徴です。もちろん、クッション性の高い「SoftFoam+」も搭載されています。

そのため、レビューを見ると「歩きにくい」という声と同時に、「見た目と違って軽くて、長時間歩いても平気だった」「クッションが効いてて快適」というポジティブな評価も非常に多いモデルです。

つまり、メイズが歩きにくいかどうかは、「いかに自分の足に合うサイズを選べたか」に尽きる、と私は考えています。

前述の通り、メイズもプーマの例に漏れず「細身」です。 +0.5cm〜1.0cmのサイズアップ。これがメイズを快適に履きこなすための、最大の鍵であり、絶対条件と言ってもいいかもしれません。

サイズさえバッチリ合えば、その軽さとクッション性で、むしろ「歩きやすい」と感じさせてくれるポテンシャルを持ったモデルだと思います。

プーマ厚底スニーカーを歩きやすくする

さて、歩きにくい原因が分かったところで、ここからは具体的な対策編です。「買ってしまったけど、履きこなせていない…」という方も諦めないでください。ちょっとした工夫で、お気に入りの厚底スニーカーをもっと快適に履きこなしましょう。

厚底特有の転倒リスクとは

厚底特有の転倒リスクとは

まず、なによりも安全に関わる大切なお話から始めさせてください。 スタイルアップと引き換えに、厚底スニーカーは、その構造上、どうしても転倒や捻挫のリスクが、普通の靴よりも高くなります。

厚底靴に潜む危険性(固有受容覚の低下)

ソールが厚く、硬くなればなるほど、足の裏が地面から得る情報(地面の傾き、凹凸、滑りやすさなど)が遮断されてしまいます。

これを専門的には「固有受容覚(こゆうじゅようかく)の機能低下」と呼ぶそうです。簡単に言えば、「足裏センサーが鈍くなる」状態です。

センサーが鈍くなると、

  • 小さな段差や路面の傾斜に気づくのが遅れる
  • バランスを崩した時の一瞬の立て直しが遅れる

といったことが起こりやすくなります。

特に危険なのは、「階段の上り下り」「エスカレーターの乗り降り」「雨の日の濡れたマンホールやタイルの上」です。予期せぬ転倒や、グキッという捻挫につながる可能性も否定できません。

(出典:NITE(製品評価技術基盤機構)「靴による事故(転倒、アレルギーなど)」

これはプーマに限らず、全ての厚底シューズに共通するリスクです。 安全に履くためにも、厚底を履いている日は「自分は今、足裏センサーが鈍い靴を履いているんだ」と、少しだけ意識を向けておくことが大切ですね。

歩きにくいを解消する歩き方

歩きにくいを解消する歩き方

転倒リスクを減らし、疲れにくくするためにも、「歩き方」を少し意識してみましょう。厚底スニーカーには、厚底スニーカーなりの歩き方のコツがあります。

厚底スニーカーで最もやってはいけないのが、ソールが重い、または足首が動かしにくいからといって「すり足」のようになってしまうことです。これだと、つま先がほんのわずかな段差に引っかかり、前につんのめって転倒する原因になります。

ポイントは以下の3つです。

  1. 足を(いつもより少し)しっかり持ち上げる
    すり足を防ぐため、ももから足を上げる意識で、靴が地面を擦らないようにします。
  2. かかとから着地し、つま先で蹴り出す
    これは基本の歩き方ですが、厚底のソールは硬くて曲がりにくいため、この「かかと→つま先」への体重移動(ローリング)を意識的に行うと、スムーズに歩けます。
  3. 歩幅を小さめにする
    重心が高く不安定なため、大股で歩くとバランスを崩しやすくなります。いつもより歩幅を少し小さく、細かく刻むイメージで歩くと安定します。

この3点を意識するだけで、安定感が増し、疲れにくさも改善されるはずです。

甲が痛い・つま先が痛い

歩いているうちに出てくる「痛み」。これは体からの危険信号です。我慢して履き続けるのは絶対にやめましょう。痛みの場所によって、原因はだいたい推測できます。

甲が痛い場合

考えられる原因は2つです。

  • 原因1:幅や高さが合っていない
    まさに「プーマの細身設計」が、あなたの足の甲の高さや幅と合っていない(窮屈)ということです。これはもうサイズが小さい可能性が非常に高いです。
  • 原因2:ベロ(タン)が当たっている
    新品のスニーカーは、ベロ(タン)の部分がまだ硬く、それが足の甲に食い込んで痛むことがあります。この場合は、履き慣らしていくうちに革や素材が柔らかくなって解消することもありますが、痛むうちは長めの靴下を履いて保護したり、靴紐を少し緩めて圧迫を逃がすといった対策が必要です。タンパッドという専用のクッション材を使うのも手です。

つま先が痛い場合

これも原因は主に2つ。

  • 原因1:サイズ(縦)が小さい
    前述の「捨て寸」(1.0cm〜1.5cmの余裕)が足りていない状態です。歩くたびにつま先が靴の先端に衝突し、爪を傷めたり、内出血したりする(本当に痛いです…)原因になります。これはもうサイズが合っていません。
  • 原因2:靴の中で足が「前滑り」している
    サイズは合っているはずなのに痛い場合、靴の中で足が前に滑ってしまい、結果的につま先が当たっている可能性があります。これは、かかとが浮いているのと同じ原因で、甲の部分のホールドが足りていません。「ヒールロック」で靴紐を締め直したり、滑り止めのインソールを使うことで改善する場合があります。

いずれにせよ、痛みが出る場合は、まず「サイズが合っているか」を第一に疑うべきですね。

くるぶしが痛い時の対処法

「歩くと、くるぶし(外側か内側)がスニーカーの履き口のフチに当たって痛い」

これも地味に辛い悩みです。これは、あなたのくるぶしの骨の位置と、スニーカーの履き口のカットラインが、不幸にもちょうど当たってしまう場合に起こります。

この場合の有効な対策は、「インソールでかかとの高さを上げる」ことです。

市販のインソール(全部交換するタイプでも、かかと部分だけのヒールアップタイプでもOK)を入れることで、足全体のかかと位置が数ミリ〜1cm程度上がります。 すると、くるぶしの骨の位置も相対的に上がり、履き口のフチに当たるのを回避できる場合があります。

ただし、この対策には副作用もあります。 かかとを上げると、そのぶん足の甲が靴の天井(アッパー裏)に近づくため、甲周りはさらに窮屈になる可能性があります。 くるぶしの痛みが取れても、今度は甲が痛くなっては意味がないので、全体のバランスを見ながら調整することが重要です。

靴紐とインソールでの調整

ここまで、様々な問題とその対策を見てきましたが、結局のところ、プーマの厚底スニーカー(に限らず全てのスニーカー)のフィット感を最終的に完成させるのは、「靴紐」「インソール」による微調整です。

プーマの厚底が歩きにくいと感じたら、まずは諦める前に、以下の2ステップを試してください。

  1. 靴紐を「ヒールロック」で締め直す
    (前述の「かかとが脱げる時の対策」参照)
    足首と甲をしっかり固定するだけで、前滑り、かかと浮きが解消し、安定感が全く変わることがあります。
  2. インソールを交換してみる
    もともと入っている「SoftFoam+」は非常に柔らかく快適ですが、人によっては「柔らかすぎて沈み込み、足が不安定になる」「逆に疲れる」と感じる場合もあります。
    その場合は、あえてSoftFoam+を抜き、市販のアーチサポート機能(土踏まずを支える)のある、もう少し硬めのインソールに交換するのも非常に有効な手段です。足の骨格が安定し、歩行が格段に楽になる可能性があります。

(内部リンク:スニーカー用インソールの選び方については、こちらで詳しく解説しています

インソール選びは非常に奥が深い世界ですが、自分に合うものが見つかると、スニーカーの履き心地は劇的に変わりますよ。

キャリーナなど歩きやすいモデル

キャリーナなど歩きやすいモデル

「いろいろ試したけど、やっぱりメイズのような極端な厚底は、私の足や歩き方には合わないかも…」

そう感じたとしても、プーマを諦めるのはまだ早いかもしれません。プーマには、デザイン性を保ちつつ、より「歩きやすさ」にフォーカスした厚底(または厚底風)モデルも存在します。

もしメイズが合わないと感じたら、以下のようなモデルも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

歩きやすさ重視のプーマ代替モデル

モデル名 特徴
PUMA Carina(キャリーナ)シリーズ メイズほどの厚み(約4cm前後)はなく、比較的フラットなソール設計。地面の感覚をつかみやすく、厚底特有の「不安定さ」がかなり軽減されています。厚底初心者の方でも安心して履きやすい、安定感重視のモデルです。
PUMA CA Pro Classic バスケットボールシューズがベースの、クラシックなコート系デザイン。ソールは厚めですが、極端なプラットフォームではなく、ソール全体が緩やかにカーブ(ローリング構造)しています。これにより、自然な体重移動をサポートし、足がスッと前に出るような歩きやすさを感じられます。
PUMA パルサー ウェッジ メイズと同様に厚底(約6cm)ですが、ヒール(かかと)側がより高くなった「ウェッジソール」形状。重心は高くなりますが、デザインの好みとして、こういった形状が好きな方もいます。

特に「キャリーナ」や「CA Pro」は、メイズのデザインは好きだけど不安定さが気になる…という方にとって、良い受け皿になってくれる可能性のあるモデルたちです。

プーマ厚底スニーカーは歩きにくい?(まとめ)

最後に、プーマの厚底スニーカーが歩きにくいと感じる問題について、私なりの結論と対策をまとめます。

プーマの厚底スニーカーが「歩きにくい」と感じられる主な理由は、

  1. ヨーロッパ基準の木型(ラスト)による「細身の設計」(→甲高・幅広の足にはタイト)
  2. プラットフォームソールによる「重心の高さ」(→バランスを取るため疲れやすい)
  3. ソールの厚さと硬さによる「足首の動きにくさ」と「かかと浮き」

の3点が複合的に絡み合っているケースが多いと、私は考えています。

しかし、これらの問題の多くは、適切な対策によって解消、または大幅に軽減できる可能性があります。

プーマ厚底 攻略の最終チェックリスト

  • 【最重要】サイズは必ず普段より+0.5cm〜1.0cmアップで選ぶ!
  • 試着は夕方以降に行い、「捨て寸」を必ず確認する。
  • 靴紐は「ヒールロック」で足首と甲をしっかり固定する。
  • かかとが脱げる場合は、ヒールパッドやインソール調整も検討する。
  • 痛み(甲・つま先・くるぶし)が出たら我慢せず、原因を特定し対策する。
  • 歩くときは「すり足」厳禁。「足を上げる」「かかと着地」を意識する。
  • どうしても合わない時は「キャリーナ」など別モデルも視野に入れる。

せっかく「可愛い!」と思って手に入れたお気に入りのスニーカーです。「歩きにくいから」という理由でシューズボックスに眠らせてしまうのは、本当にもったいないですよね。

少しの工夫と調整で、プーマの厚底スニーカーを、あなたの「可愛くて歩きやすい」最高の一足にしてみてください!

※本記事で紹介したサイズ感や対策の効果は、あくまで一般的な目安であり、足の形や歩き方によって個人差があります。最終的な判断は、ご自身の足で試着されるか、必要に応じて靴の専門家にご相談ください。

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