エアジョーダン1の紐を結ばないやり方!長さやおしゃれな通し方

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街中でエアジョーダン1を履いている人を見かけたとき、靴紐をラフに垂らしていたり、結び目がどこにも見当たらなかったりして「あれはどうなっているんだろう?」と不思議に思ったことはありませんか。せっかく手に入れたお気に入りのAJ1ですから、自分もあんなふうにかっこよく履きこなしてみたいと思うのは当然のことです。私自身も最初はネット上の情報を頼りに試行錯誤しましたが、紐の長さが合わずに引きずってしまったり、歩いているときにかかとが浮いてしまったりと、意外に奥が深いことに気づかされました。この記事では、ハイカットやミッドカット、ローカットといったモデルごとの最適な長さの選び方から、伸びる靴紐やアクセサリーを活用した快適な履き方まで、私が実践して良かった方法を余すところなく紹介します。

  • ルーズレーストや隠し結びなど代表的なスタイルの具体的な手順
  • AJ1のハイ・ミッド・ロー各モデルに最適な紐の長さ
  • 歩きやすさを損なわずに見た目をキープする便利アイテムの活用法
  • シュータンの紐通しやオーバーラップなど細部のこだわりの違い
  1. エアジョーダン1の紐を結ばないやり方と種類
    1. 紐を垂らすルーズレーストスタイルの手順
      1. 具体的な通し方の手順
    2. 結び目を隠すインサイドスタッフィング
      1. 痛くならない収納テクニック
    3. シュータン裏で固定する隠し結びの方法
      1. 手順とコツ
    4. オーバーラップとアンダーラップの違い
    5. シュータンの紐通しは通すべきか
      1. 通す派の意見:安定感とシンメトリー
      2. 通さない派の意見:ルーズなシルエット
  2. エアジョーダン1の紐を結ばないやり方のコツと長さ
    1. AJ1ハイカットに最適な紐の長さ
      1. なぜ「140cm」が魔法の長さなのか
      2. 【サイズ別】失敗しない長さ選びの目安表
      3. 純正紐(160cm)をそのまま活用するテクニック
    2. AJ1ミッドカット推奨の紐の長さ
      1. 120cmと130cm、どっちを選ぶべき?
      2. サイズによる微調整の必要性
    3. AJ1ローカットですっきり見せる長さ
      1. なぜ「120cm」がゴールデンサイズなのか
      2. 足のサイズ別・推奨長さ早見表
      3. 「先端が見えるか見えないか」が今の気分
    4. 伸びる靴紐やストッパーの活用術
      1. 1. AJ1を「スリッポン」化する伸びる靴紐の威力
      2. 2. 「安っぽく見せない」ための選び方と推奨ブランド
      3. 3. ストッパー(コードロック)を活用したテック系スタイル
    5. かかとの浮きを防ぐ紐の通し方
      1. 1. 摩擦を利用する「ダブルバック・ループ」テクニック
      2. 2. 「シューレースストッパー」で物理的にロックする
      3. 3. ソックスとインソールで隙間を埋める
      4. 4. 「ゾーン・レーシング」でメリハリをつける
    6. エアジョーダン1の紐を結ばないやり方まとめ

エアジョーダン1の紐を結ばないやり方と種類

エアジョーダン1(AJ1)の魅力を最大限に引き出すためには、ただ紐を通すだけでなく、そのスタイル選びが非常に重要です。AJ1はバスケットボールシューズとして誕生した背景から、本来は足首までしっかり固定するように作られていますが、ストリートファッションのアイコンとなった現在では「いかに崩して履くか」が個性の見せ所となっています。

1985年のパフォーマンス仕様と2024年のストリート仕様(ルーズフィット)の比較図解

ここでは、定番の「紐垂らし」から、スマートに見せる「隠し結び」まで、私が実際に試して「これは使える!」と感じた主要なやり方を、失敗しないコツと共に詳しく解説していきます。

紐を垂らすルーズレーストスタイルの手順

上から2番目の穴で止める「ルーズレースト」の完成図と適度なたるみの作り方

街中で最もよく見かける、AJ1らしいラフなスタイルがこの「ルーズレースト」です。紐を結ばずに先端(アグレット)をあえて垂らすことで、カチッとしすぎないリラックスした雰囲気を演出できます。特に、ジョガーパンツやハーフパンツなど、足元が露出するボトムスとの相性は抜群です。

具体的な通し方の手順

このスタイルを成功させるには、ただ結ばないだけでなく「だらしなく見えない絶妙な緩さ」を作ることが大切です。私は以下の手順でセッティングしています。

ルーズレーストの手順

  1. ベースを作る: まずは一番下の穴から順に紐を通していきます。この段階では、きつく締めすぎず、指一本分くらいの余裕を持たせて通すのがポイントです。
  2. 止める位置を決める: AJ1 Highの場合、一番上の穴まで通すと紐が余りすぎてしまいます。上から2番目(第8穴)または3番目(第7穴)のアイレットで通すのを止めるのが一般的です。私はホールド感も欲しいので、上から2番目で止めることが多いです。
  3. 全体を調整する: 通し終わったら、つま先側から履き口に向かって、紐を少しずつ引っ張り出し、均一に「たるみ」を作ります。
  4. 垂らす: 最後の穴から出た紐は結ばず、そのまま外側へ垂らしておきます。

このスタイルの最大のメリットは、AJ1特有のボリューム感を引き立てられることと、脱ぎ履きが圧倒的に楽になることです。いちいち紐を結ぶ手間がないので、サンダルのような感覚で玄関を出られます。

注意点 紐が長すぎると地面に引きずってしまい、すぐに汚れたり、エスカレーターや自転車のペダルに巻き込まれたりする危険があります。純正の紐(特にHighモデル)はかなり長めに作られているため、このスタイルにする場合は後述する「長さ調整」や「短い紐への交換」がほぼ必須になります。

結び目を隠すインサイドスタッフィング

「紐がぶらぶらするのは邪魔だし、見た目もシンプルにしたい。でも、蝶々結びがドーンと見えるのは子供っぽくて嫌だ」という方には、紐を靴の中に隠してしまう「インサイド・スタッフィング」がおすすめです。スニーカーのシルエットが驚くほどすっきりとして、ミニマルで洗練された印象になります。

この方法は、スキニーパンツやスリムなデニムなど、裾幅の狭いパンツを合わせるときに特に重宝します。紐のごちゃつきがない分、パンツの裾がスニーカーに綺麗に乗っかるからです。

痛くならない収納テクニック

紐をインソールの下や側面に隠してミニマルに見せるテクニックの図解

インサイド・スタッフィングで一番の悩みどころは、「靴の中で紐が足に当たって痛い」という問題です。私も最初はただ押し込んでいただけで、歩くたびに小指のあたりに違和感を感じていました。しかし、いくつかのコツを掴んでからは快適に過ごせています。

快適に履くための収納場所

  • シュータンの裏側: 最もポピュラーな場所です。シュータンと足の甲の間にはある程度の空間があるので、そこに余った紐を畳んで挟み込みます。
  • サイドウォール(側面): 紐を靴の内側の壁に沿わせるように配置します。くるぶしの下あたりは比較的空間に余裕があるため、ここに流すと異物感が少ないです。
  • インソールの下: これが最も確実な方法です。インソール(中敷き)のかかと部分を少し持ち上げ、その下に紐の先端を平らにして敷き込みます。こうすれば足に直接触れることがないので、全く違和感がありません。

インソールの下に入れる方法は、一度セットしてしまえば脱ぐたびに紐が出てくることもないので、個人的には最強のメソッドだと思っています。ぜひ試してみてください。

シュータン裏で固定する隠し結びの方法

インサイド・スタッフィングだと「歩いているうちに紐が抜けてきてしまう」「ホールド感がなくて靴が脱げそうになる」という方には、この「隠し結び(ヒドゥン・ノット)」が最適です。見た目は紐がないように見えますが、内部でしっかり結んでいるので、スニーカーとしての機能を損ないません。

特にダンスをする方や、長時間歩く予定がある日は、ただ垂らすだけや押し込むだけでは不安です。そんなときこそ、この隠し結びの出番です。

手順とコツ

やり方は単純ですが、結び目を作る位置に少しコツがいります。

  1. 通常通り、好みの高さまで紐を通します。最後の穴は「外側から内側へ」向かって通し、紐の先端が靴の内側に来るようにします。
  2. シュータンの裏側で、左右の紐を使って蝶々結びや固結びを作ります。
  3. 重要ポイント: このとき、結び目が「足の甲の一番高い部分(骨が出ている部分)」に来ると痛くなりやすいです。シュータンの上部、ロゴの裏あたりにあるスポンジが分厚くなっている部分に合わせて結び目を作ると、クッション代わりになって痛みを防げます。

また、あまりきつく結びすぎると脱ぎ履きができなくなってしまうので、「足をいれた状態で、少し余裕がある程度」に結んでおくのがポイントです。一度ベストな位置で固定してしまえば、あとは靴ベラを使ってスッと履けるようになります。

オーバーラップとアンダーラップの違い

オーバーラップとアンダーラップの比較、およびシュータンループを通す場合と通さない場合の図

紐の通し方には大きく分けて「オーバーラップ(上から下へ通す)」と「アンダーラップ(下から上へ通す)」の2種類があります。結ばないスタイルにする場合、どちらを選ぶかで見た目の印象だけでなく、機能性もガラッと変わります。

通し方 オーバーラップ(上から下) アンダーラップ(下から上)
見た目の特徴 紐が交差する部分に立体感が出る。 「X」の形が強調され、力強い印象。 紐の重なりが少なく、すっきり見える。 「ハシゴ」のような整然とした印象。
機能性 摩擦が強く、一度締めると緩みにくい。 しっかり固定したい人向け。 摩擦が少なく、紐が動きやすい。 着脱時の調整がスムーズ。
AJ1との相性 ◎ ベストマッチ ボリュームが出てAJ1の重厚感に合う。 △ 好みが分かれる 少し平坦な印象になりがち。

私個人的には、AJ1には断然オーバーラップをおすすめします。エアジョーダン1はアッパーのレザーに厚みがあり、スニーカー自体の存在感が強いため、紐にも立体感がないと負けてしまうからです。特に「シカゴ」や「ブレッド」といったクラシックなカラーリングには、オーソドックスなオーバーラップが最も美しく映えると感じています。

一方で、アンダーラップは圧迫感が少ないため、長時間のフライトやデスクワークなど、足のむくみが気になるシーンでは快適かもしれません。シーンによって使い分けるのも一つの手ですね。

シュータンの紐通しは通すべきか

シュータンの中央についている小さなスリット状のループ(紐通し)。これを通すかどうかは、実はスニーカーヘッズの間でも好みが分かれるマニアックなポイントです。

通す派の意見:安定感とシンメトリー

通す場合の最大のメリットは、シュータンのズレ防止です。AJ1を履いたことがある方なら分かると思いますが、歩いているうちにシュータンが外側(小指側)にズレてくることがよくあります。ループに紐を通しておけば、常にシュータンが中央に固定され、左右対称の綺麗な形を維持できます。きっちりとした清潔感のある履きこなしを好む方は、通すことをおすすめします。

通さない派の意見:ルーズなシルエット

一方で、あえて通さないという選択肢もあります。通さないとシュータンの拘束がなくなるため、足の動きに合わせてシュータンが前方に「ポップ(飛び出す)」しやすくなります。これにより、よりルーズでストリート感の強い、ボリュームのあるシルエットを作ることができます。

私は普段、きっちり履きたいときは通し、ラフなスウェットパンツなどに合わせるときはあえて通さず、シュータンを立たせて履くなど、その日の気分によって使い分けています。どちらが正解というわけではないので、鏡の前で両方試してみて、自分のスタイルに合う方を選んでみてください。

エアジョーダン1の紐を結ばないやり方のコツと長さ

スタイルが決まったら、次に直面するのが「紐の長さ」と「歩きやすさ」の問題です。多くの人がここでつまづきます。なぜなら、エアジョーダン1に最初からついている純正の紐(シューレース)は、一番上の穴まで通して固く結ぶことを想定して作られているため、結ばないスタイルにするには長すぎることが多いからです。

ここでは、モデルごとの適切な長さと、快適性をアップさせるためのアイテム活用術を詳しく解説します。

AJ1ハイカットに最適な紐の長さ

純正シューレース(160-170cm)だと紐が余りすぎて地面を引きずってしまう様子の図解

エアジョーダン1の中でも、その象徴的なシルエットで不動の人気を誇るHIGH(ハイカット)モデル。しかし、初めて足を通した多くの人が直面するのが「紐が長すぎて処理に困る」という問題です。AJ1 HIGHに付属している純正のシューレースは、サイズにもよりますが一般的に純正は年式や仕様で差があり、だいたい160〜180cm帯になりやすいという長さ設定になっています。

これは、バスケットボールシューズとして激しいプレーに耐えられるよう、9つある全ての穴(アイレット)を通して、足首をガチガチに固定することを前提に設計されているからです。そのため、ファッションとして「紐を結ばずに垂らすスタイル」で履こうとすると、どうしても紐が余りすぎてしまい、地面を引きずって歩く「モップ状態」になってしまいます。これではせっかくの美しいスニーカーが台無しです。

私が長年の経験から導き出した、AJ1 HIGHを最も美しく、かつ快適に履くためのゴールデンサイズはズバリ140cmです。ここでは、なぜ140cmが最適なのか、そして足のサイズによる選び分けについて深掘りして解説します。

AJ1ハイカットに140cmの紐を通した時のバランスと、足のサイズ別推奨長さ一覧表

なぜ「140cm」が魔法の長さなのか

「たかが20cmの差でしょ?」と思うかもしれませんが、スニーカーにおける20cmの差は、見た目の印象を劇的に変えます。純正の160cmから140cmに交換することで、以下のような理想的なバランスが手に入ります。

140cmを選ぶべき3つの理由

  • 垂らし具合が完璧: 上から2番目(8番目の穴)で紐を通すのを止めて垂らした際、アグレット(紐の先端)が地面から数センチ浮く位置に来ます。歩くたびに適度に揺れ、かつ地面にはつかない絶妙な長さです。
  • 足回りがスッキリ: 無駄な余りがないため、足首周りがボテッとせず、パンツの裾を被せた時のシルエットも綺麗に決まります。
  • 多様な通し方に対応: 垂らすだけでなく、一番上まで通して小さく蝶々結びをする場合でも、140cmならリボンの輪が巨大になりすぎず、コンパクトにまとまります。

【サイズ別】失敗しない長さ選びの目安表

ただし、一つ注意しなければならないのが「靴のサイズ(足の大きさ)」です。24cmの靴と30cmの靴では、左右の穴の幅も、縦の長さも全く異なります。足が大きい人は紐の消費量が増えるため、140cmでは短すぎる場合があるのです。

ご自身のサイズに合わせて、以下の表を参考に最適な長さを選んでみてください。

靴のサイズ(US) 推奨長さ スタイリングのポイント
〜26.0cm (US8以下) 120cm 〜 140cm 足が小さめの方は、140cmでも少し長く感じる場合があります。かなり短く垂らしたいなら120cmも視野に入れてOKです。
26.5cm 〜 28.5cm (US8.5〜10.5) 140cm 最も標準的なサイズ帯です。迷わず140cmを選んで間違いありません。これが黄金比です。
29.0cm 〜 (US11以上) 150cm 〜 160cm 靴自体のボリュームがあるため、140cmだと寸足らずになるリスクがあります。このサイズ帯の方は、意外と純正紐(160cm)が丁度良い場合があります。

純正紐(160cm)をそのまま活用するテクニック

「わざわざ紐を買い替えるのは面倒」「純正の色味や質感が気に入っている」という方もいるでしょう。その場合は、通し方を工夫することで長い紐をスタイリッシュに見せることが可能です。

その代表的な方法が、80年代のオールドスクールなヒップホップスタイルを彷彿とさせる「足首巻き(アンクル・ラップ)」です。

  1. 紐を上から2番目の穴まで通します。
  2. 余った長い紐を、一度足首の後ろ(アキレス腱側)に回して交差させます。
  3. そのまま前方に持ってきて、ベロの前で垂らすか、軽く結びます。

この方法なら、長い紐を物理的に消費できるだけでなく、足首のホールド感も向上します。少しレトロで無骨な雰囲気を出したい時には、あえて長い純正紐を使ってこのスタイルを楽しむのも、AJ1ならではの醍醐味と言えるでしょう。

結論として、現代的なストリートスタイルでスマートに履きこなしたいなら「140cmへの交換」を、クラシックな雰囲気を楽しみたいなら「純正紐で足首巻き」をおすすめします。ぜひ、自分のスタイルに合った長さを見つけてください。

AJ1ミッドカット推奨の紐の長さ

ミッドカットにおける120cmのスマートな垂らしと130cmのルーズな垂らしの比較図

街履きとして非常に人気が高く、カラーバリエーションも豊富なAJ1 MID(ミッドカット)。HIGHよりも高さが少し低い分、足首のホールド範囲が狭く、実は紐の長さ選びが最も難しいモデルでもあります。純正で付属している紐は一般的に150cm程度ですが、これは一番上の穴まで通して蝶々結びをすることを前提とした長さです。そのため、「結ばないスタイル」でそのまま使うと、紐が地面に引きずられてしまい、せっかくの軽快なシルエットが台無しになってしまいます。

私がこれまでに何本ものシューレースを試して導き出した、MIDカットにおけるゴールデンサイズはズバリ120cm〜130cmです。この10cmの差が、見た目の印象を大きく左右します。

120cmと130cm、どっちを選ぶべき?

どちらの長さを選ぶかは、「どの穴まで紐を通すか」と「どれくらい垂らしたいか」という好みのスタイルによって決まります。それぞれの特徴を具体的に比較してみましょう。

長さ 推奨スタイル 特徴・見え方
120cm スマート・短め
  • 上から2番目(7穴目)で止める場合に最適。
  • 先端(アグレット)が3〜4cm程度ちょこんと垂れる長さ。
  • 歩く時に紐が暴れず、清潔感がある。
  • スキニーパンツやジョガーパンツなど、足元を見せる服装向き。
130cm ルーズ・長め
  • 一番上(8穴目)まで通して垂らしたい場合や、長めの垂らしが好きな場合に最適。
  • 7穴目で止めると、かなりルーズに垂れる(地面スレスレの可能性あり)。
  • ストリート感の強い、ボリュームのあるシルエットが出せる。
  • ワイドパンツやカーゴパンツなど、裾にボリュームがある服装向き。

個人的な感覚としては、「失敗したくないなら130cm、スッキリ見せたい玄人は120cm」といったところでしょうか。130cmであれば、万が一長すぎてもインサイド・スタッフィング(紐隠し)で調整が効きますが、120cmで短すぎると「蝶々結びもできないし、垂らすにも長さが足りない」という中途半端な状態になってしまうリスクがあるからです。

サイズによる微調整の必要性

もう一つ忘れてはならないのが、靴のサイズ(足の大きさ)による影響です。スニーカーのサイズが大きくなればなるほど、左右の穴の距離(紐が横切る距離)が広くなるため、必要な紐の長さも長くなります。

サイズ別の選び方目安

  • 〜26.5cm (US8.5以下): 120cmで十分綺麗にまとまることが多いです。
  • 27.0cm〜28.5cm (US9〜10.5): 好みに合わせて120cmか130cmを選択。私は27.5cmを履いていますが、120cmだと少しタイトに感じるので130cmを緩めに通すのが好きです。
  • 29.0cm〜 (US11以上): 120cmだと短すぎて垂らせない可能性があります。140cmを選んで調整する方が無難かもしれません。

MIDカットはHIGHカットよりもアイレット(紐を通す穴)の数が一つ少ない「8ホール」仕様が基本です。この「1ホールの差」が意外と大きく、HIGHと同じ感覚で140cmや160cmの紐を買ってしまうと確実に失敗します。まずは手持ちの紐(もしあれば他のスニーカーの紐など)で長さをシミュレーションしてみて、理想の垂れ具合を確認してから購入するのがベストですね。

AJ1ローカットですっきり見せる長さ

ローカットで紐の先端をチラ見せする120cmのゴールデンバランス図解

春夏シーズンにハーフパンツと合わせたり、お気に入りのソックスを見せて軽快に履きこなしたりと、HIGHカットにはないカジュアルな魅力で人気の高いAJ1 LOW(ローカット)。しかし、このモデルこそが「最も紐の長さにシビアなモデル」であることは意外と知られていません。

その理由は単純で、スニーカー自体の高さがないため、紐が少しでも長いと地面にだらしなく垂れ下がってしまい、全体のバランスが崩れて「野暮ったさ」が強調されてしまうからです。純正で付属している紐は約140cm程度ですが、これは7〜8個ある穴を全て通して蝶々結びをするための長さであり、結ばないスタイルでそのまま使うと確実に長すぎます。

私が実際に様々な長さを試して辿り着いた、LOWカットを最も美しく見せる推奨サイズは120cmです。ここからは、なぜ120cmなのか、そして足のサイズによる選び分けについて詳しく解説します。

なぜ「120cm」がゴールデンサイズなのか

AJ1 LOWにおいて120cmのシューレースに交換することは、もはや「カスタム」ではなく「必須のお手入れ」と言っても過言ではありません。その理由は以下のバランスの良さにあります。

120cmに変える3つのメリット

  • 絶妙な垂れ具合: 一番上の穴(または上から2番目)まで通して垂らしたとき、アグレット(紐の先端)が地面につかず、かといって短すぎない「ちょい垂らし」の状態になります。これが最も今のトレンドに合った見え方です。
  • インサイド・スタッフィングが快適: 紐を靴の中に隠す場合でも、純正紐だと余りすぎて足の裏や甲にゴロゴロとした異物感が生じます。120cmなら余分な長さがないため、靴内部がすっきりして履き心地が損なわれません。
  • 蝶々結びも可能: 気分が変わって「今日は結びたい」と思ったときでも、120cmあればコンパクトな蝶々結びを作ることができます。純正のように大きな輪っかができすぎて不格好になることがありません。

足のサイズ別・推奨長さ早見表

ただし、足のサイズ(靴の大きさ)によって、左右の穴の幅や甲の高さが変わるため、最適な長さも微妙に変動します。より完璧なフィッティングを目指す方は、以下の目安を参考にしてください。

靴のサイズ 推奨長さ アドバイス
22.5cm 〜 25.0cm (レディース・GS) 100cm 〜 110cm 足が小さめの方は120cmでも長く感じることがあります。110cmを選ぶと、驚くほどバランスが良くなります。
25.5cm 〜 28.5cm (メンズ標準) 120cm ほとんどの方がこのサイズで正解です。迷ったらまずは120cmを試してみてください。
29.0cm 〜 (ビッグサイズ) 130cm 〜 140cm 靴自体が大きいため、純正の140cmが意外と丁度良い場合があります。無理に短くせず、通し方で調整しましょう。

「先端が見えるか見えないか」が今の気分

LOWカットのスタイリングにおいて、私が個人的に最もおしゃれだと感じるのは、紐をダラダラ長く垂らすのではなく、「一番上の穴から出た紐の先端(チップ)が、動いた時にチラッと見えるくらいの長さ」に留めるスタイルです。

Travis ScottコラボのAJ1 LOWなどの影響もあり、以前は長めに垂らすのが主流だった時期もありましたが、現在は少し短めにまとめて清潔感を出すスタイルが好まれる傾向にあります。「スニーカーは足元が命」と言いますが、LOWカットこそ紐の長さを10cm短くするだけで、見違えるように洗練された印象になりますよ。

伸びる靴紐やストッパーの活用術

「エアジョーダン1はカッコいいけど、脱ぎ履きが面倒でつい玄関で敬遠してしまう…」。これは、多くのスニーカーファンが抱える共通の悩みです。特にハイカットモデルの場合、履くたびに紐を緩め、脱ぐたびにまた緩めるという作業は、忙しい朝や座敷のある居酒屋などで大きなストレスになります。

そんな悩みを一発で解決し、AJ1を「毎日履きたくなる靴」に変えてくれる革命的なアイテムが、「伸びる靴紐(エラスティックシューレース)」です。さらに、紐を固定する「ストッパー」を組み合わせることで、機能性とデザイン性を両立させた新しい履きこなしも可能になります。ここでは、私が実際に愛用しているアイテムとその活用術を徹底解説します。

1. AJ1を「スリッポン」化する伸びる靴紐の威力

伸縮するゴム紐を使って、紐を解かずにAJ1を着脱するイメージイラスト

伸びる靴紐とは、見た目は通常のスニーカー用シューレースでありながら、素材にゴムやストレッチ素材を織り込むことで高い伸縮性を持たせたアイテムです。これを導入することで得られるメリットは計り知れません。

伸びる靴紐の3大メリット

  • 圧倒的な時短: 紐を一切解くことなく、ゴムの伸縮だけで足を滑り込ませることができます。ハイカットでも、まるでスリッポンのように手を使わず(あるいは靴ベラ一本で)脱ぎ履きが可能になります。
  • 常に理想のシルエット: 通常の紐だと、脱ぎ履きのために一番上の穴を緩くしがちですが、伸びる紐なら「見た目はキュッと締まっているのに、足を入れるときだけ広がる」という理想の状態をキープできます。
  • フィット感の向上: 歩行中の足の屈曲に合わせて紐が伸縮するため、締め付け感がなく、長時間の歩行でも足の甲が痛くなりません。

2. 「安っぽく見せない」ための選び方と推奨ブランド

非常に便利な伸びる靴紐ですが、選び方を間違えるとAJ1の高級感を台無しにしてしまうリスクがあります。100円ショップや量販店でも販売されていますが、AJ1に合わせる場合は以下の点に注意して選ぶ必要があります。

失敗しない選び方のポイント

  • 質感(テクスチャ): 安価な製品は化学繊維特有のテカテカした光沢があり、「ゴム紐感」が丸出しになってしまいます。必ず「コットンの風合いを再現した」マットな質感のものを選びましょう。
  • 幅(ワイド): AJ1の純正シューレースは約8mm幅の平紐です。細すぎる紐(6mm以下)を選ぶと、ボリュームのあるアッパーに対して紐が貧弱に見えてしまいます。
  • 色味(カラー): 特に「ホワイト」や「セイル(生成り色)」を選ぶ際は注意が必要です。スニーカーのミッドソールの色と微妙に違うと浮いて見えるため、ヴィンテージ加工された色味など、こだわりのある製品を選ぶのが無難です。

私が自信を持っておすすめするのは、スニーカーアクセサリー専門ブランド「KicksWrap(キックスラップ)」の『Air Shoelaces』や『Easy Shoelaces』です。これらはスニーカーヘッズのために開発されているため、純正紐と並べても見分けがつかないほどの高い質感を誇ります。さらに、紐の先端(アグレット)に金属パーツ(メタルチップ)が採用されているモデルを選べば、純正以上の高級感を演出でき、アクセサリーとしての満足度も非常に高いです。

3. ストッパー(コードロック)を活用したテック系スタイル

シューレースストッパーを使ったテック系スタイルと、内側でロックする隠し技の図解

「結ばないスタイル」の派生形として、アウトドア用の「コードストッパー(シューレースロック)」を活用する方法も密かに人気を集めています。特にGORE-TEX素材のAJ1や、冬場のコーディネートにおいて、少しギア感(道具感)のあるテック系の雰囲気を出すのに最適です。

やり方は簡単で、紐を結ぶ代わりに、プラスチックや金属製のストッパーを通して留めるだけです。これにより、以下のメリットが生まれます。

  • ワンタッチ調整: 紐を引っ張るだけで瞬時にフィット感を調整できるため、機能性が飛躍的に向上します。
  • アクセント効果: ブラックの紐にネオンカラーのストッパーを合わせたり、金属製のストッパーで重厚感を出したりと、足元の小さなアクセントになります。
  • 解け防止: 物理的にロックするため、絶対に紐が解けることがありません。

「伸びる靴紐」と「ストッパー」を組み合わせれば、快適性は最強クラスになります。クラシックな見た目を守りたい方は「質感の良い伸びる紐」を、機能的で現代的なアレンジを楽しみたい方は「ストッパー」を、それぞれの好みに合わせて取り入れてみてください。

かかとの浮きを防ぐ紐の通し方

エアジョーダン1を紐を結ばずに履く際、最も多くの人が直面し、そして悩まされる問題が「ヒールスリップ(かかとの浮き)」です。AJ1は1985年に設計されたクラシックなバスケットボールシューズであり、現代のハイテクスニーカーのように足首を包み込む分厚いパッドや、かかとをロックする形状記憶素材が使われているわけではありません。さらに、ゴム製のカップソールは比較的重量があるため、紐を緩めてホールド力を弱めると、足を上げた瞬間に靴の重みでソールが付いてこず、カポカポとかかとが抜けてしまうのです。

「おしゃれのために我慢して歩きにくい靴を履く」というのは一つの美学かもしれませんが、それでは長時間の外出やお出かけが楽しめなくなってしまいます。ここでは、紐を結ばないスマートな見た目を完全にキープしつつ、かかとの浮きを最小限に抑えるための実践的なテクニックを深掘りして解説します。

1. 摩擦を利用する「ダブルバック・ループ」テクニック

最後の穴で紐を折り返して摩擦を作る「ダブルバック・ループ」の手順解説図

特別な道具を使わずに、今すぐ試せる方法として有効なのが、紐の通し方を工夫して摩擦抵抗を増やす「ダブルバック」という手法です。通常、紐は穴に対して「一度だけ」通しますが、これをあえて複雑にすることで、結び目がなくても緩みにくい状態を作ります。

ダブルバック・ループの手順

  1. 最後の穴(紐を垂らし始める位置の穴)に、通常通り内側から外側へ紐を通します。
  2. ここで紐をそのまま垂らさずに、同じ穴の外側から内側へ向かって、もう一度紐を通します。これにより、穴の外側に小さな「輪(ループ)」ができます。
  3. 紐の先端を、今作った小さな輪の中に下から上へ通します。
  4. 最後に紐を引っ張ると、輪が締まり、紐同士が噛み合って強力な摩擦が生まれます。

この方法を使うと、その位置で紐が簡易的にロックされるため、歩行中の振動で紐が徐々に緩んでくるのを防ぐことができます。見た目には小さな結び目のようなものができますが、蝶々結びほど目立たず、ストリート感のあるアクセントとして機能します。

2. 「シューレースストッパー」で物理的にロックする

もし「見た目は完全に紐が垂れているだけの状態にしたい」かつ「フィット感はガッチリ固定したい」というワガママな要望を叶えるなら、文明の利器に頼るのが正解です。「シューレースストッパー」や「コードロック」と呼ばれるアイテムを活用しましょう。

これは本来、アウトドアシューズやランニングシューズで素早く紐を締めるために使われるプラスチックや金属の小さな留め具ですが、これを「シュータンの裏側(足の甲側)」などの見えない位置に設置するのです。

ストッパー活用の裏技 Amazonや楽天で「結ばない 靴紐 ストッパー アンカー」などで検索すると、数百円で多様な種類のパーツが見つかります。特に「アンカー型(クリップのような形状)」のものは薄型で目立ちません。 使い方は簡単で、最後の穴まで通した紐を、靴の内側でこのストッパーに通して固定するだけです。これにより、外見上は完全に紐がフリーな状態なのに、実際には最後の穴の裏で強固にロックされているため、全力疾走できるほどのホールド感を得られます。

3. ソックスとインソールで隙間を埋める

紐の調整だけでなく、靴内部の空間を埋めるアプローチも非常に有効です。ヒールスリップの原因は「かかとと靴の間の隙間」にあるため、ここを物理的に埋めてしまえば浮きようがありません。

  • 厚手のクッションソックスを履く: 最も手軽で効果的な対策です。私はAJ1を履くときは必ず、Nike Everyday Cushion Crew Socksのような、パイル地で厚みのある靴下を選びます。薄手の靴下と比べて靴内部のフィット感が劇的に向上し、汗も吸ってくれるので一石二鳥です。
  • ヒールグリップ(かかとパッド)を貼る: 100円ショップやドラッグストアで売っている、靴のかかと部分の内側に貼るクッションパッドです。これを貼るだけで、かかとの引っ掛かりが良くなり、紐が緩くても靴が脱げにくくなります。サイズが少し大きめのAJ1を買ってしまった場合のサイズ調整としても優秀です。

4. 「ゾーン・レーシング」でメリハリをつける

最後に、紐の締め具合にメリハリをつける「ゾーン・レーシング」という考え方を紹介します。紐を結ばないスタイルだからといって、全ての穴を均一に緩くする必要はありません。

具体的には、「つま先から甲の中央部分(下から1〜5番目の穴)」までは、ある程度しっかりと締めてフィットさせます。そして、「足首に近い上部の穴(6〜8番目)」だけを緩くして垂らすのです。甲の部分さえしっかりホールドされていれば、足首周りがルーズでも、意外なほど靴は足についてきます。

このように、単に「紐を結ばない」といっても、その裏には快適に過ごすための様々な工夫が隠されています。ご自身の足の形や歩き方の癖に合わせて、これらのテクニックを組み合わせ、ストレスフリーなAJ1ライフを手に入れてください。

エアジョーダン1の紐を結ばないやり方まとめ

エアジョーダン1の紐を結ばないスタイルは、単なる流行ではなく、自分らしい履きこなしを楽しむための有効な手段です。足元の印象を変えるだけで、いつものコーディネートが新鮮に見えてくるはずです。最後に、今回ご紹介したポイントを振り返ります。

ハイ・ミッド・ロー各モデルの最適な紐の長さとスタイルチップをまとめた一覧表

記事のまとめ

  • スタイルの選択: ラフに見せたいなら「ルーズレースト」、すっきり見せたいなら「インサイド・スタッフィング」や「隠し結び」を選ぶ。
  • 長さの重要性: 純正の紐は長すぎる。HIGHなら140cm、MID/LOWなら120cm前後の紐へ交換することで、理想的なシルエットが手に入る。
  • 便利アイテム: 「伸びる靴紐」を使えば、見た目の良さと脱ぎ履きの楽さを両立できる。質感の良いものを選ぶのがコツ。
  • 機能性の確保: かかとが浮く場合は、見えない部分でストッパーを使ったり、インソールで調整したりしてホールド力を確保する。

紐の通し方ひとつで、スニーカーの表情は劇的に変わります。ぜひ、あなたのエアジョーダン1も、自分だけのこだわりのスタイルで楽しんでみてください。最初は少し手間に感じるかもしれませんが、ベストなセッティングが見つかったときの喜びはひとしおですよ。

※本記事で紹介した紐の長さや推奨アイテムは、あくまで筆者の経験に基づく一般的な目安です。スニーカーのサイズ(29cm以上の大きなサイズなど)や個体差、足の形によって最適な長さは異なる場合がありますのでご注意ください。また、カスタム等は自己責任にて行っていただくようお願いいたします。
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