街中でふと見かけた、足元に輝く「にゅ」という不思議な文字。一度見たら忘れられないそのインパクトと、白地に赤・青・緑などが配色された鮮やかなトリコロールカラーの美しさに、心を奪われた経験はありませんか?「あれはニューバランスの新作なのかな?」「いや、よく見ると平仮名で『にゅ』って書いてあるぞ…」と、二度見してしまった方も多いはずです。

実際のデザインではありません。
実は私もその一人でした。最初は「面白いデザインだな」くらいの軽い気持ちで見ていたのですが、調べれば調べるほど、そのスニーカーの奥深い世界と、ものづくりへの並々ならぬこだわりに引き込まれていきました。しかし、いざ欲しいと思っても、「どこのブランドなのか分からない」「値段が高そう」「サイズ感が難しそう」といった疑問が次々と湧いてきて、購入への一歩が踏み出せないという声もよく耳にします。特に、ネット上には「ダサい」なんていう検索候補も出てきたりして、本当の評判が気になるところですよね。
この記事では、そんな「にゅ スニーカー トリコロール」に興味を持ったあなたが抱える疑問や不安を、一つ一つ丁寧に解消していきます。ブランドの正体から、なぜこれほどまでに人気なのか、そして入手困難と言われる抽選販売の実態まで、ファン視点で徹底的に深掘りします。これを読めば、あなたもきっと、このユニークで上質なスニーカーを自信を持って履きこなせるようになるはずです。
- ニューバランスとは完全に異なる独立ブランド「via SANGACIO」の正体とルーツ
- 入手困難なトリコロールモデルの抽選販売システムや、定価と中古相場の実態
- 本革特有の「最初はきつい」履き心地の真実と、失敗しないサイズ選びの極意
- 長く愛用するために知っておきたい、公式の充実した修理対応やお手入れ方法
評判や値段は?にゅスニーカーのトリコロール解説

実際のデザインとは違います。
まずは、このインパクト抜群なスニーカーの正体について、基礎知識からしっかりと深掘りしていきましょう。「にゅ」というロゴが何を意味するのか、世間ではどのように評価されているのか、そして気になる実際の価格帯について、スニーカー好きの視点から詳しく解説します。
ニューバランスではなくどこのブランド?

街中で「にゅ」のロゴを見かけた時、多くの人が真っ先に思い浮かべるのが、あの大手スポーツブランド「ニューバランス」ではないでしょうか。しかし、結論から申し上げますと、このスニーカーはニューバランス社の製品ではありませんし、同社の姉妹ブランドやコラボレーションラインでもありません。
これは、「via SANGACIO(ヴィア・サンガチオ)」という、日本人が設立した独立したスニーカーブランドが手掛けているオリジナル製品です。「N」のマークをパロディ化したジョークグッズのように思われることもありますが、その実態は、素材選定から製造工程に至るまで徹底的にこだわり抜いた、極めて真面目な日本のブランドなのです。
「にゅ」が生まれたきっかけはイタリア?
「じゃあ、なんで『にゅ』なんて変なロゴなの?」と疑問に思いますよね。実はこのデザイン、ブランドの創始者がイタリア・フィレンツェに滞在していた頃に誕生しました。
現地の人々から見ると、私たち日本人が普段使っている「ひらがな」は、独特の丸みとバランスを持った「クールでアーティスティックな記号」として映るそうです。その視点に衝撃を受けたデザイナーが、「日本独自の文字である『ひらがな』をスニーカーのデザインに落とし込んだら面白いのではないか」と発想し、試行錯誤の末に生まれたのがこの「にゅ」スニーカーなのです。
ブランド名の「SANGACIO(サンガチオ)」も、フィレンツェにある「サンガッロ広場(Piazza San Gallo)」の響きからインスピレーションを受けて名付けられています。つまり、このスニーカーは「日本の文化」と「イタリアの感性」が融合して生まれた、グローバルな背景を持つユニークなプロダクトなのです。
また、インターネット上では「所ジョージさんの『世田谷ベース』のグッズですか?」という質問もよく見かけますが、こちらも公式にアナウンスされている通り、世田谷ベースや所ジョージさんとの直接的な関係はありません。あくまでSANGACIO独自の企画・デザインによるものです。
ライセンスと権利について 一見すると危ういバランスに見えるデザインですが、「にゅ」のロゴ配置や意匠に関しては、適切な知的財産権の管理が行われており、ニューバランス社とは無関係の独立したライセンス商品として販売されています。法的なクリアランスが取れている正規のブランド品ですので、安心してファッションに取り入れてください。
なぜこれほどまでに人を惹きつけるのか
私が思うに、このスニーカーの最大の魅力は「違和感」と「親近感」の絶妙な共存にあります。遠目で見るとスタイリッシュなスニーカーに見えるのに、足元に近づくと脱力系の「にゅ」という文字が目に飛び込んでくる。このギャップが、履いている人の「遊び心」や「余裕」を感じさせ、初対面の人との会話のきっかけにもなる最高のコミュニケーションツールになってくれるのです。
ダサいという検索意図と実際の評判

購入を真剣に検討してインターネットで検索をかけた時、検索窓のサジェスト(予測変換)機能に「ダサい」という不穏なキーワードが表示されて、ギョッとした経験はありませんか?正直なところ、私も最初はそうでした。「もしかして、これを履くのはファッション的にNGなの?」「高いお金を出して買って、周りから変な目で見られたらどうしよう…」と、急に不安が押し寄せてくる気持ち、痛いほどよく分かります。
しかし、長年スニーカーカルチャーを見てきた私なりの分析をお伝えすると、この「ダサい」という検索ワードが表示される背景には、ネガティブな評価が集まっているからではなく、むしろ「購入希望者の慎重さ」が反映されているという逆説的な事実が見えてきます。
なぜ「ダサい」と検索されるのか?その心理メカニズム
このキーワードがサジェストされる主な理由は、以下の2点に集約されます。
- 確認行動の表れ: デザインがあまりにも個性的でユニークなため、「自分が履きこなせるだろうか」「世間一般の評価はどうなんだろう」と心配になった多くの人が、購入前の最終確認として「評判」や「ダサくないか」を検索しているため。
- 検索ボリュームの多さ: 本当に人気のないダサい商品は、そもそも検索すらされません。多くの人が関心を持ち、「気になるけど、どうなんだろう?」と調べた結果として、このキーワードが浮上しているのです。つまり、注目の裏返しとも言えます。
実際の評判は「好感度」の方が圧倒的に高い
では、実際の世間の評価はどうなのでしょうか。InstagramやTwitter(現X)などのSNS、そして実際に街中で履いている人の様子を観察すると、ネット上の検索ワードとは裏腹に、ポジティブな反応が圧倒的に多いことに気づきます。

特に多いのが、「会話のきっかけになる」「女性からの評判が良い」という声です。通常のスニーカーであればスルーされてしまうところですが、足元に「にゅ」という文字があるだけで、「えっ、それ何?可愛い!」と声をかけられる頻度が格段に上がります。そこには「ダサい」という冷笑ではなく、「ユーモアがあって面白い」「個性的で素敵」という、好意的な驚きが含まれているのです。
また、前述した通り「素材が本革である」という点が、評価を決定的に底上げしています。もしこれがペラペラの安っぽいプリント靴であれば、単なるウケ狙いのアイテムとして「ダサい」で終わっていたかもしれません。しかし、実物は重厚感のあるレザー製であるため、大人の足元に相応しい説得力を持ち合わせています。
なぜ「トリコロール」なら絶対に失敗しないのか
数あるカラーバリエーションの中で、なぜ今回紹介している「トリコロール」が別格の人気を誇り、評判が良いのか。それには明確な理由があります。
トリコロールモデルは、基本的に「ホワイト(白)」をベースにしています。そこに赤、青、緑といった原色をポイントで配置しているため、パッと見の印象は非常にクリーンで上品な「白スニーカー」なのです。遠目では爽やかなお洒落スニーカーに見え、近づいた時に初めて「にゅ」という遊び心が顔を出す。この「距離感によるギャップ」こそが、お洒落に見える最大のポイントです。
派手すぎる蛍光色や奇抜な配色のモデルだと、確かにコーディネートの難易度は上がりますが、トリコロールに関してはその心配は無用です。デニム、チノパン、ハーフパンツ、あるいは少しカッチリしたセットアップスタイルの「外し」としても機能します。

「ダサくならない」ための鉄板コーデ術
トリコロールモデルを履きこなすためのコツは、「靴を主役にして、服はシンプルにまとめる」ことです。
- トップス:無地の白Tシャツやグレーのパーカー、シンプルなシャツなど。
- ボトムス:細身のインディゴデニムや、黒のスキニーパンツ、ベージュのチノパン。
このようにウェアをシンプルにすることで、足元の「にゅ」とトリコロールカラーが良いアクセントになり、計算された大人の遊び心として成立します。
結論として、「ダサい」というのは検索行動からくる不安の影に過ぎません。実際の購入者の満足度は非常に高く、履いている本人も周りの人も笑顔にさせるパワーを持っています。他人の目を気にして無難な靴を選ぶよりも、自分が履いていてワクワクする靴を選ぶ。それこそが一番の「お洒落」ではないでしょうか。自信を持って足を通せば、それは間違いなくあなただけの最高の相棒になります。
人気モデルの値段や定価と中古相場
「品質が良いのは分かったけど、お値段は?」というのが、次に気になるポイントですよね。via SANGACIOのスニーカーは、一般的なスポーツブランドの量産モデルと比較すると、少し高めの価格設定になっています。代表的なモデルである「にゅ~ず『トリコロール』10周年記念モデル」などを例に、具体的な数字を見てみましょう。

| モデル名 | 定価(税込) | 中古/未使用品相場 | 備考 |
|---|---|---|---|
| にゅ~ず『トリコロール』10周年 | 28,600円 | 13,000円~22,000円 | 一番人気の記念モデル |
| にゅ~ず『ITALY』 | 24,510円 | 10,000円~16,000円 | イタリア国旗カラー |
| にゅ~ず 7周年記念モデル | 27,500円 | 12,000円~18,000円 | 過去の限定モデル |
ご覧の通り、定価は概ね2万円台後半(25,000円~29,000円程度)です。「スニーカーに3万円近く出すのは勇気がいる…」と感じる方もいるかもしれません。しかし、これには後述する「素材」と「ハンドメイド」という明確な理由があります。
リセールバリューと賢い買い方
一方で注目したいのが、二次流通市場(メルカリやYahoo!オークションなど)での相場です。このスニーカーは「抽選販売」が基本であるため、買い逃した人が中古市場で探すケースが多く、リセールバリューが比較的安定しています。
特に「未使用品」であれば、定価に近い価格、あるいはサイズによっては定価以上で取引されることも珍しくありません。逆に、「サイズが合わなくて数回履いただけ」といった美品が、定価の半額程度(12,000円~15,000円)で出品されていることもあります。もし、「まずは試してみたい」という場合は、信頼できる出品者から状態の良い中古品を探してみるのも、賢い選択肢の一つと言えるでしょう。
高級レザーなど素材へのこだわり
私がvia SANGACIO(ヴィア・サンガチオ)を個人的に、そして熱烈に推したい一番の理由は、実はデザインの奇抜さや面白さよりも、その圧倒的な「素材への執着とも言えるこだわり」にあります。一見すると「ネタ」や「パロディ」のように思われがちな「にゅ」のロゴですが、その土台となっているスニーカー本体は、驚くほど本格的な仕様で作られているのです。
ブランド側も常々発信していますが、彼らは自身のプロダクトを単なるスポーツ用の運動靴としてではなく、「革靴の延長線上にあるラグジュアリーなアイテム」として捉えて製作しています。実際に商品を手に取ると分かりますが、一般的なスニーカーショップに並んでいるナイロンや合成繊維のシューズとは、根本的に「モノとしての質感」が異なります。

多くのモデル、特に人気のトリコロールカラーなどでメイン素材として贅沢に採用されているのが、「シボレザー(ステアハイド等の牛革)」や「ヌバック」といった高級本革です。ここでは、なぜ彼らがコストのかかる本革にこだわるのか、その理由と魅力を深掘りしてみましょう。
高級本革(シボレザー)が選ばれる3つの理由
- 傷やシワが目立ちにくい実用性: 表面に細かな凹凸(シボ)加工が施されているため、日常使いでついてしまう小傷や履きジワが目立ちにくく、綺麗な状態を長く保てます。
- 最初から柔らかい足当たり: 一般的なスムースレザーに比べて繊維がほぐされているため、おろしたての状態でも比較的柔らかく、足馴染みが早いのが特徴です。
- 重厚感のある表情: のっぺりとした合皮とは異なり、光の当たり方で陰影が生まれ、大人の足元にふさわしいリッチな雰囲気を醸し出します。
スニーカーといえば、加水分解でボロボロになってしまう「消耗品」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし、via SANGACIOが使用する本革は、適切なメンテナンスさえ行えば、5年、10年と履き続けることができるポテンシャルを秘めています。
特に私が感動したのは、その「エイジング(経年変化)」の美しさです。履き込むほどに革内部の油分が表面に滲み出し、独特の艶(ツヤ)が生まれます。また、自分の足の形に合わせて革が伸び縮みし、世界に一つだけのフィット感が完成していく過程は、まさに革靴を育てる喜びそのものです。
トリコロールモデルの鮮やかな「赤」や「青」の発色も、顔料を厚塗りした安価な革ではなく、染料をしっかりと染み込ませた上質なレザーだからこそ出せる、深みのある色合いなんですよ。
「にゅ」というポップでチャーミングな見た目でありながら、その実態は素材に一切妥協しない本格的なレザースニーカー。この「ふざけているようで、実はめちゃくちゃ真面目」というギャップこそが、一度履いたら抜け出せない沼のような魅力の正体だと私は確信しています。箱を開けた瞬間に部屋に広がる芳醇な革の香りは、ぜひ実際に購入して体験していただきたいポイントの一つです。
タイの工房で作るハンドメイドの品質

素材だけでなく、その「作り」にも秘密があります。via SANGACIOのスニーカーは、タイ(Thailand)にある直営工房「SANGACIO INTERNATIONAL」で製造されています。
「え、イタリアのデザインなのに製造はタイなの?」と疑問に思うかもしれませんが、実はタイは古くから欧米の高級靴ブランドのOEM(委託製造)を数多く請け負ってきた歴史があり、世界トップクラスの製靴技術とノウハウが集積している地域なのです。
サンガチオでは、現地の工場に製造を丸投げするのではなく、自社で工房を立ち上げ、企画・製造・販売までを一貫して管理する体制をとっています。これにより、細部まで徹底した品質管理が可能になっています。最大のポイントは、熟練の職人が一足ずつ手作り(ハンドメイド)で製作していることです。
足を包み込む「袋縫い製法」
特に注目すべきは、モカシンシューズなどに用いられる伝統的な手縫い技術を応用した「袋縫い製法」を取り入れている点です。これは、アッパー(甲革)と中底を袋状に縫い合わせる技法で、足を優しく包み込むような独特のフィット感を生み出します。
大量生産の機械式ラインで作られたスニーカーとは違い、ハンドメイドならではの温かみと、履く人の足に寄り添うような柔軟性。これが、「一度履いたら他のスニーカーに戻れない」と言われる所以なのです。
にゅスニーカーのトリコロールの購入方法やサイズ感
ブランドの魅力が分かったところで、ここからは実践編です。実際に「にゅ」スニーカーを手に入れるための具体的な購入手段や、ネット通販で最も失敗しやすい「サイズ選び」について、私の経験も交えながら詳しく解説していきます。
抽選販売が基本となる購入方法

「よし、気に入ったから買おう!」と思って公式サイトにアクセスしても、「SOLD OUT」ばかりでがっかりしたことはありませんか?実は、via SANGACIOの人気モデルや限定カラーは、基本的に「Webストアからの抽選販売」という形式で販売されています。
これは、ハンドメイド生産であるがゆえに一度に大量生産ができず、供給数が限られているためです。常に在庫があるわけではなく、特定の期間(例えば1週間など)を区切って抽選エントリーを受け付け、当選した人だけが購入できる仕組みになっています。
購入までの基本的な流れ
- 情報収集:公式サイトのメルマガやSNSで、新作や再販の抽選スケジュールをチェックします。
- エントリー:期間内にWebサイトから抽選に応募します。この時点では支払いは発生しません。
- 当選発表:後日、メールで当落通知が届きます。ドキドキする瞬間です。
- 購入手続き:当選した場合、指定された期間内に購入手続きを済ませます。
「すぐに買えないなんて面倒だ」と感じるかもしれませんが、この「手に入りにくさ」や「当選した時の喜び」もまた、ブランド体験の一部として楽しんでいるファンが多いのも事実です。もし、どうしても今すぐ欲しい場合や、抽選に外れてしまった場合は、前述したメルカリや楽天などの二次流通サイトを利用することになります。
ただし、その際は偽サイトや詐欺サイトに十分注意してください。必ず公式サイト(sangacio.com)や、公式からの再入荷通知メールのドメイン(thebase.inなど)を確認し、怪しい日本語のサイトや極端に安いサイトからは購入しないようにしましょう。
きついと感じる?サイズ感の真実

ネット通販で靴を購入する際、一番のハードルとなるのが「試着ができない」ことによるサイズ感への不安ですよね。特にvia SANGACIOの購入者レビューやSNSの口コミをリサーチしていると、「履き始めはかなりきつい」「小指が当たって痛いかも」といった、少しドキッとするような意見を見かけることがあります。
実は、この「きつい」と感じる現象には、単なるサイズ設計のミスではない、明確かつポジティブな理由が存在します。それは、アッパーに使用されているのが「しっかりとした厚みのある高級本革」であること、そして履き心地を追求した「内部クッションのボリューム」に起因しているのです。
ナイロンや薄手のキャンバス生地、あるいは大量生産向けの合成皮革を使用したスニーカーであれば、最初から素材が薄く柔らかいため、足を入れた瞬間の抵抗感は少ないでしょう。しかし、via SANGACIOのスニーカーは、耐久性とホールド感を重視して肉厚なレザーを使用しており、新品の状態では革の繊維がギュッと詰まっているため、どうしても「硬さ」や「圧迫感」を感じやすくなります。
「きつい」の正体は、実は「包容力」?
もう一つの大きな要因は、足全体を包み込むために内側に仕込まれた厚手のウレタンフォーム(クッション材)です。足を入れた瞬間、「狭い」と感じるのは、このふかふかのクッションが隙間なく足に密着している証拠でもあります。
ここで「サイズ選びを失敗した!」と焦ってはいけません。本革には「履き込むことで繊維がほぐれ、持ち主の足の形に合わせて伸びる」という、合皮にはない素晴らしい可塑性(かそせい)があります。
私自身の実体験をお話しすると、最初に足を入れた時は「あれ、ジャストサイズを選んだはずなのに、全体的に締め付けられるな…」と不安を感じました。しかし、靴紐を少し緩めて3回、4回と履き続けるうちに、革が驚くほど柔らかく変化し、横幅(ワイズ)が自分の足幅に合わせて広がっていくのを実感しました。さらに、インソールが体重で沈み込むことで内部空間に余裕が生まれ、最終的には「きつい」から「吸い付くようなフィット感」へと劇的に変化したのです。
つまり、届いた瞬間の「きつさ」は、将来的に訪れる「極上の履き心地」を手に入れるための準備期間のようなもの。最初は少し窮屈でも、時間をかけて自分だけの一足に育て上げていく。このプロセスを楽しめるかどうかが、via SANGACIOのスニーカーと長く付き合えるかの分かれ道かもしれません。
サイズ選びの注意点と交換条件

では、具体的にどのサイズを選べば良いのでしょうか。基本的には、「普段履いているナイキやアディダスなどのスニーカーと同じサイズ(ジャストサイズ)」で問題ないケースが大半です。
ただし、以下のような足の特徴をお持ちの方は、少し選び方を工夫する必要があります。
- 甲高・幅広の方:普段より0.5cm(ハーフサイズ)アップを検討しても良いでしょう。
- 厚手の靴下を履く場合:冬場など厚手のソックスを好む方は、少し余裕を持たせた方が無難です。
- リネン素材などのモデル:革ではなく伸びにくい素材のモデルの場合は、最初から少し大きめを選ぶのがセオリーです。
逆に、革が伸びることを計算に入れて、「最初はかなりタイトでも、ジャストサイズを選んで無理やり馴染ませる」という強者もいますが、痛くて履かなくなってしまっては本末転倒ですので、無理のない範囲で選んでください。
サイズ交換には条件があります
万が一サイズが合わなかった場合、via SANGACIOでは在庫がある場合に限りサイズ交換に対応してくれますが、以下の条件は絶対に守る必要があります。
- 到着後3日以内の連絡:届いたらすぐに室内で試着し、合わない場合は即連絡しましょう。
- タグが付いたままの状態:タグを切ってしまうと交換不可になります。
- 屋外未着用:一度でも外で履いたらアウトです。必ず綺麗な靴下を履いて、室内で足入れしてください。
- ※重要:限定品やすでに完売しているモデルの場合、交換用の在庫がなく、対応してもらえないことがあります。これが抽選販売のリスクでもあります。
公式の修理対応やお手入れ方法

せっかく運良く手に入れたお気に入りの一足。できるだけ長く、綺麗な状態で履き続けたいですよね。嬉しいことに、via SANGACIOはメーカーによる公式修理サービスが非常に充実しており、「売りっぱなし」にしない姿勢が評価されています。
公式サイトでは、以下のようなメンテナンスメニューが用意されています(※価格や内容は変更される可能性があるため、詳細は公式サイトをご確認ください)。
- インソール交換(1,100円):中敷きを変えるだけで履き心地が蘇ります。
- クリーニング(5,500円):プロの手による洗浄で、頑固な汚れもリフレッシュ。
- アウトソール交換(8,000円):靴底が擦り減っても、オールソール交換で新品同様に復活できます。
一般的なスニーカーブランドで、ここまで手厚い修理対応(特にソール交換)を行っているところは非常に稀です。これこそが、彼らが自社製品を「使い捨てのスニーカー」ではなく「長く愛用する革靴」として捉えている証左でしょう。
(出典:via SANGACIO 公式サイト)
日頃のお手入れルーティン
自宅でできるケアも大切です。基本は以下の3ステップでOKです。
- ブラッシング:履いた後は、馬毛ブラシなどで埃を落とします。これだけで革の呼吸が良くなります。
- 汚れ落とし:目立つ汚れがある場合は、レザー用のクリーナーや消しゴムタイプのクリーナーを使います。ヌバック素材の場合は専用のブラシを使いましょう。
- 防水スプレー:仕上げに防水スプレーをかけておくと、水だけでなく油汚れも防いでくれるのでおすすめです。
魅力溢れるにゅスニーカーのトリコロール

実際のデザインとは違います
ここまで、「にゅ」スニーカーのトリコロールモデルについて、ブランドの背景から購入方法、サイズ選びのコツまで、かなり詳しく解説してきました。長文にお付き合いいただきありがとうございます。
単に「ロゴが面白いだけのイロモノ」ではなく、職人の手によるハンドメイドの温もりと、厳選された高級レザーへのこだわりが詰まった、世界に誇れる本格的な一足であることが、お分かりいただけたかと思います。
抽選販売というハードルがあり、欲しいと思った瞬間に手に入らないもどかしさはありますが、当選通知が来た時の高揚感、そして箱を開けて実物を手にした時の感動は、何物にも代えがたい体験です。もし運良く抽選に参加できるチャンスがあれば、ぜひチャレンジしてみてください。街中でそのスニーカーを履いて歩けば、足元から元気と自信が湧いてくるはずですし、きっと「それ、いい靴だね!」と声をかけられる素敵なハプニングが待っているかもしれませんよ。


