サロモン スニーカー 芸能人コーデ図鑑|XT-6・XT-4・ACS PROの人気モデルと失敗しないサイズ感

サロモン スニーカー 芸能人 SALOMON

最近、街中でふと足元を見ると、高い確率で見かけるようになったサロモンのスニーカー。「あれ?サロモンってスキーや登山のブランドじゃなかったっけ?」と驚いた方も多いのではないでしょうか。実は今、その本格的なアウトドアスペックを搭載したシューズが、ファッション感度の高い人たちの間で「最強のおしゃれアイテム」として欠かせない存在になっています。みなさんも、サロモンのスニーカーを巧みに取り入れたメンズやレディースのコーディネートをSNSで見かけて、気になっている一人かもしれませんね。

実は、俳優やモデル、アイドルなど、私たちが憧れる多くの芸能人がプライベートや衣装で愛用していることでも知られています。私自身も最初は「本当に手持ちの服に合うのかな?」と半信半インでしたが、どのモデルが人気なのか、サイズ感はどうなのかとリサーチして実際に履いてみてからは、その「履き心地の沼」と「合わせやすさ」にどっぷりとハマってしまいました。この記事では、私のリサーチ結果と実体験を交えながら、サロモンの魅力を余すところなくお伝えします。

  • サロモンを愛用している具体的な芸能人の名前と、彼らが選んだ着用モデルの詳細
  • ファッショニスタがこぞって履く人気モデル「XT-6」と「XT-4」の決定的な違い
  • なぜこれほどまでに芸能界やファッション界で熱烈に支持されるのか、その理由
  • 失敗しないためのサイズ選びのポイントと、誰でも真似できるコーディネートのコツ

サロモンスニーカー愛用の芸能人と人気モデル

サロモン スニーカー 芸能人

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それでは早速、実際にサロモンを愛用している芸能人の名前と、彼らが着用している具体的なモデルについて、詳しく深掘りしていきましょう。「あの人が履いているモデルが欲しい!」というきっかけからスニーカーを選ぶのも、ファッションの醍醐味の一つです。

サロモンを愛用する芸能人の最新情報

サロモンのスニーカーは、単なるブームを超えて、もはや「定番」となりつつあります。その機能性と、フランスブランドらしい独特のデザイン美学から、俳優、アイドル、モデル、YouTuberといった幅広いジャンルの著名人に選ばれています。私がSNSや雑誌、メディア出演情報から徹底的にリサーチした結果、ファッションアイコンとしても影響力のある方々が、プライベートや撮影の衣装として積極的に取り入れていることがわかりました。

以下に、主な愛用者と着用モデルをリストアップしました。彼らがどのような視点でモデルを選んでいるのか、その傾向も見えてきます。

名前 職業 主な着用モデル 特徴・備考
菅田将暉 俳優 XT-6 Advanced リハーサルで着用するなど、動きやすさとスタイルを両立。
清野菜名 女優 XT-4 ミュール MM6 Maison Margielaコラボ。ハイセンスな選択。
深澤辰哉 アイドル(Snow Man) XT-6 Advanced Safari Vintage Khaki ミリタリーカラーを上品に履きこなすお手本。
在原みゆ紀 モデル XT-6、ACS + CSWP ATMOSなど サロモン女子の代表格。複数モデルを所有。
桐谷美玲 女優 ACS PRO(シルバー) メカニカルなデザインを私服でスタイリッシュに。
赤楚衛二 俳優 XT-6 GORE-TEX 鮮やかなグリーンを差し色に活用。
吉瀬美智子 女優 XT-6、XT-6 GTX 大人の女性のアクティブスタイルとして愛用。

このリストを見ていただくとわかる通り、やはり「XT-6」シリーズの圧倒的な人気が伺えますね。それだけでなく、清野菜名さんのように、メゾンマルジェラとのコラボモデル「XT-4 ミュール」のような、かなりエッジの効いたレアアイテムをさらりと履きこなしているのも非常に素敵です。2025年に入ってからも、モデルの在原みゆ紀さんがInstagramで全身サロモンのコーデを披露し話題になるなど、その勢いは止まるどころか加速しています。彼らのスタイルからは、「機能的な靴こそ、一番のおしゃれ」というメッセージが伝わってくるようです。

サロモンXT-6着用の芸能人と特徴

サロモンXT-6着用の芸能人と特徴

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サロモンの数あるラインナップの中でも、不動のアイコンモデルとして君臨するのが「XT-6」です。このモデルは、多くの芸能人を虜にしていますが、それぞれの着こなしに個性が出ていて非常に参考になります。

Snow Man 深澤辰哉さんの場合

例えば、Snow Manの深澤辰哉さんは、公式Instagram(2025年8月投稿)で「XT-6 Advanced Safari Vintage Khaki」を着用していました。彼のコーディネートの素晴らしい点は、スニーカー単体で見るのではなく、全身のバランスを計算しているところです。ミリタリーテイストの落ち着いたヴィンテージカーキの色味を、トップスのロゴやパンツの色でさりげなく拾うことで、機能性の高いハイテクスニーカーをモードな雰囲気に昇華させていました。ファンからも「かっこいい!」「似合ってる」と大好評だったのも頷けます。

俳優 赤楚衛二さんの場合

また、俳優の赤楚衛二さんは、Instagramで「XT-6 GORE-TEX」の鮮やかなグリーンモデルを着用されています。多くの人が黒や白を選びがちな中で、あえてパキッとしたグリーンを選ぶセンスが光ります。暗めのトーンになりがちなメンズのカジュアルコーデにおいて、足元の鮮やかなグリーンが強烈なアクセントとなり、一気に「おしゃれな人」という印象を与えていました。機能的でありながら、都会的なアクセサリーのように靴を使っている好例です。

なぜXT-6は選ばれるのか?

もともとは過酷な環境下で行われる長距離レース(ウルトラトレイル)のアスリート向けに開発されたモデルです。そのため、長時間のロケや移動が多い芸能人にとって、「疲れない」というのは最大のメリット。EVAクッションによる衝撃吸収性と、足をしっかりホールドする安定性は抜群です。さらに、靴紐を結ぶ手間がなく、ワンタッチでフィット感を調整できる「クイックレースシステム」も、多忙な彼らに支持される大きな理由でしょう。

サロモンの人気モデルACS PROの特徴

メカニカルな樹脂パーツとメッシュ構造が特徴的なシルバーのハイテクスニーカーの接写

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王道の「XT-6」がサロモンの顔だとしたら、今、ファッション感度の高い層やコアなスニーカーヘッズから熱烈な視線を浴びているのが「ACS PRO(エーシーエス プロ)」です。「XT-6は街でよく見かけるようになったから、次は人とは違うモデルを履きたい」と考えている方にとって、このモデルは知っておくと絶対に周りと差がつく一足です。

ACS PROのルーツは、2004年にリリースされたトレイルランニングシューズの名作「GCS PRO」にあります。これをベースに、現代のマテリアルと技術でアップデートさせたのがこのモデルなのですが、最大の特徴はその「メカニカルで構築的なデザイン」にあります。

流線型でスマートなXT-6に対し、ACS PROは樹脂パーツを多用したアッパーケージ(Kurim構造)が採用されており、まるでロボットや精密機器のようなハイテク感を醸し出しています。このゴツゴツとした近未来的なルックスが、今のファッショントレンドである「Y2K(2000年代ファッション)」や「テックウェア」と驚くほど相性が良いのです。

機能がそのままデザインに!「Air Flow」テクノロジー ACS PROの側面を見てみると、プラスチックパーツの間に小さな穴が開いているのが分かります。これは「Air Flow」と呼ばれる換気システムで、靴の中の蒸れを逃がすための機能なのですが、これがデザイン上の大きなアクセントになっています。「機能美」という言葉がこれほど似合うスニーカーはなかなかありません。

このモデルのポテンシャルを証明したのが、女優の桐谷美玲さんです。彼女は自身のInstagram(2024年6月)で、ACS PROの「シルバーモデル(Metal/Frost Gray/Silver Metallic X)」を着用したスナップを公開していました。

シルバーという配色は、一見すると派手で合わせにくそうに思えますが、桐谷さんはスタイリッシュな私服に合わせてさらりと履きこなしていました。価格タグを付けたまま紹介するほどお気に入りだったようで、彼女のようにきれいめなファッションの「ハズシ」として、アクセサリー感覚でシルバーのACS PROを取り入れるのは、非常に高度で真似したくなるテクニックです。

また、モデル名の由来にもなっている「Agile Chassis™ System(ACS)」を搭載しており、着地時の安定性と衝撃吸収性は折り紙付き。見た目の重厚感とは裏腹に、歩行性能も一級品です。

「みんなが履いているXT-6も素敵だけど、もう少し個性を出したい」「足元にボリュームを出して、トレンド感を演出したい」という方には、間違いなくこのACS PROがおすすめです。入荷すると即完売することも多いモデルなので、マイサイズを見つけたら運命だと思って確保することをおすすめします。

XT-4とXT-6の違いと選び方

XT-4とXT-6の違いと選び方

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サロモンの購入を検討し始めたとき、誰もが一度はぶつかる壁があります。それが「XT-4とXT-6、見た目が似ているけどどっちがいいの?」という問題です。どちらも素晴らしいモデルですが、詳しく見ると明確な違いがあり、自分のスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

比較項目 XT-6 XT-4
主な用途 タウンユース、日常使いに最適 アクティブな動き、アウトドア寄り
クッション性 柔らかく、衝撃吸収重視 やや硬めで、反発性・反応性重視
シルエット 全体的に細身でシュッとしている XT-6より少し幅広でガッシリ
デザイン傾向 落ち着いた色、ファッション性高め ビビッドな色、スポーティなグラデーション

スタイリッシュ派のXT-6

XT-6は、現在サロモンの顔とも言えるモデルで、よりタウンユースや日常使いに適したチューニングがされています。全体的にシュッとした細身のシルエットが特徴で、足元をスマートに見せてくれます。カラー展開も、無彩色やアースカラーなど落ち着いた色合いのものが多く、きれいめなファッションやモードなスタイルにも合わせやすいのが魅力です。

アクティブ&幅広派のXT-4

一方、XT-4はXT-6の前身モデルであり、よりトレイルランニングのギアとしての側面が色濃く残っています。ソールユニットがXT-6とは異なり、やや硬めで地面からの反発をもらいやすい設計です。また、特筆すべきはサイズ感。XT-4の方がXT-6よりもアッパーの設計が少し幅広になっている傾向があります。そのため、「XT-6を試着したら小指が当たって痛かった」という幅広の足を持つ日本人には、XT-4の方がしっくりくることが多いのです。デザインも、グラデーションや大きなロゴなど、スポーティでビビッドなものが多いのが特徴です。

選び方のヒント ・街履きメインで、スラックスなどに合わせてスタイリッシュに見せたいなら → XT-6 ・足幅が広めで、個性的で鮮やかなカラーやグラデーションを楽しみたいなら → XT-4

サロモンスニーカーのサイズ選びの注意点

シューズショップでスニーカーを試着し、つま先のサイズ感を入念に確認する

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デザインやスペックがどれだけ気に入っても、サイズ選びを間違えてしまうと元も子もありません。特にネットショッピングが主流の今、試着なしで購入するのは勇気がいりますよね。結論から申し上げますと、サロモンのサイズ選びには明確な「攻略法」があります。多くの失敗談や私自身の実体験を踏まえ、失敗しないためのポイントを徹底的に解説します。

基本ルールは「ハーフサイズ(0.5cm)アップ」が鉄則

まず、サロモンのスニーカーを選ぶ際の黄金ルールとして覚えておいていただきたいのが、「普段履いているスニーカーよりもハーフサイズ(0.5cm)上げる」ということです。

これには理由があります。サロモンはフランス発祥のブランドであり、使用されている「ラスト(靴型)」が欧米人の足の形に合わせて設計されています。欧米人の足は「甲が低く、幅が狭い」傾向があるため、サロモンの靴も全体的に細身(ナロー)な作りになっています。

一方、私たち日本人の足は「甲高・幅広」の方が多いと言われています。そのため、普段履いているナイキやニューバランスと同じ感覚でジャストサイズを選ぶと、「足の長さは合っているのに、小指の付け根が当たって痛い」「甲が圧迫されて苦しい」という事態に陥りやすいのです。

サイズ比較の目安NIKE エアフォース1:27.0cmを着用 → サロモンなら 27.5cm 推奨 ・New Balance 990番台:27.0cmを着用 → サロモンなら 27.5cm 推奨 ・VANS オールドスクール:27.0cmを着用 → サロモンなら 27.5cm または 28.0cm 推奨

「タイトなホールド感」は仕様です

もう一点知っておくべきは、サロモンの多くのモデル(特にXT-6など)が、もともと「足を靴の中で遊ばせないこと」を目的としたトレイルランニング仕様であるという点です。山道で足がブレると怪我につながるため、あえてピタッとしたフィット感(パフォーマンスフィット)になるよう設計されています。

街履きとしてリラックスして履きたい場合は、この「競技用のタイトさ」が窮屈に感じることがあるため、やはりサイズアップして余裕を持たせるのが正解です。

GORE-TEXモデルは素材の「硬さ」に要注意

さらに注意が必要なのが、防水透湿素材を使用した「GORE-TEX(ゴアテックス)」搭載モデルです。ここでのサイズ選びミスが後を絶ちません。

GORE-TEXモデル選びの落とし穴 ゴアテックスモデルは、靴の内側に防水メンブレン(膜)が張られているため、通常モデルよりも物理的に生地が厚くなります。さらに、この素材は非常に丈夫で「硬い」ため、履き込んでも革靴のように伸びて足に馴染むということがほとんどありません。

通常モデルで27.5cmがジャストでも、GTXモデルだと同じ27.5cmがキツく感じることが多々あります。足幅が広めの方や、厚手の靴下を合わせたい方は、思い切って「1.0cmアップ」を検討しても決してやりすぎではありません。

迷ったら「大きめ」を選ぶべき最大の理由

迷ったら「大きめ」を選ぶべき最大の理由

 

「大きすぎたらどうしよう」と不安になる方もいるかもしれませんが、サロモンに関しては「迷ったら大きい方」を選ぶことを強くおすすめします。

その理由は、サロモン独自の靴紐システム「クイックレース」にあります。このシステムは、細いコードを引っ張るだけで足全体を均一に締め上げることができるため、多少サイズが大きくても、しっかりと足に固定することが可能です。紐靴のように「大きすぎてガボガボする」という感覚になりにくいのがメリットです。

小さい靴を無理して履くことはできませんが、大きい靴はクイックレースやインソールで調整可能です。この特性を活かして、ゆとりのあるサイズ選びを心がけてください。

サロモンスニーカーの芸能人コーデを真似る

サロモン スニーカー 芸能人

お気に入りのモデルが決まったら、次はそれをどうやって自分流に履きこなすかですよね。「買ったはいいけど、どう合わせればいいかわからない」とならないために、サロモンがなぜこれほどおしゃれに見えるのかという理由と、メンズ・レディース別の具体的な鉄板コーデ術を解説します。

サロモンが芸能人に支持される理由

なぜ、これほどまでに多くの芸能人やスタイリストがサロモンを選ぶのでしょうか。単に「歩きやすいから」だけではありません。ファッションの観点からは、コーディネートにおける「ハズシ」や「遊び心」を演出できる最高のスパイスだからです。

ナイキのスウッシュやアディダスの三本線のような、誰もが知るロゴがドーンと主張するスポーツブランドとは異なり、サロモンには一見どこのブランドかわからないような「アノニマス(匿名性)な雰囲気」があります。これが、「ブランドロゴで着飾るのではなく、アイテムの質で選んでいる」という玄人感を醸し出し、おしゃれ上級者の心を掴んでいるのです。

また、フランスブランドならではの色彩感覚も大きな魅力。グレーとベージュの中間色を組み合わせたり、ビビッドな原色同士をぶつけたりといった独特な配色は、他のブランドには真似できません。かつて、コムデギャルソンのデザイナーである川久保玲さんがショーのフィナーレで着用したことがブームの火付け役になったとも言われていますが、「本気の山用ギアをあえて都会の街で履く」というギャップこそが、現代のファッションにおける最大の魅力なのかもしれません。

サロモンスニーカーのおしゃれなコーデ

サロモンスニーカーのおしゃれなコーデ

サロモンのスニーカーをファッションに取り入れる際、難しく考える必要は全くありません。カテゴライズするならば「ハイテクスニーカー」や「ダッドシューズ」、最近の言葉で言えば「テック系スニーカー」に分類されますが、この靴が持つ最大の武器は、意外なほどどんな服装にも馴染んでしまう「懐の深さ」にあります。

芸能人の私服スナップやInstagramの投稿を分析してみても、全身をジャージやマウンテンパーカーで固めた「本気の登山スタイル」で街を歩いている人はまずいません。彼らが実践しているのは、あくまで普段着の中にサロモンを一点投入する「ミックススタイル」です。

「きれいめ」のハズシに使うのが鉄則

最も簡単で、かつ誰でも即おしゃれに見える成功法則があります。それは、「服はシンプルできれいめに、足元だけテックにする」という組み合わせです。

例えば、センタープレスの入ったスラックス、リジット(未洗い)のデニム、上質な無地のシャツやニット。こうした「ベーシックで大人っぽいアイテム」に、あえてギア感の強いサロモンを合わせてみてください。革靴を合わせるとカッチリしすぎてしまう場面でサロモンを選ぶことで、適度な抜け感とスポーティなエッセンスが加わり、一気に今っぽいバランスが完成します。

なぜシンプルコーデと相性が良いのか? サロモンのシューズは、アッパーに多くのラインや樹脂パーツ、メッシュ素材が使われており、デザインの情報量が多いのが特徴です。そのため、無地のTシャツやパンツといったシンプルな服装に合わせるだけで、足元がアクセントになり、全身が地味になるのを防いでくれるのです。「服は引き算、靴は足し算」のバランスが自然と整います。

今のトレンド「テック感」を演出する最高のスパイス

最近のファッションキーワードとして欠かせないのが、機能的な素材やディテールを取り入れた「テック感」です。しかし、全身をテックウェアで固めるのはハードルが高いですよね。

そんな時こそサロモンの出番です。いつものカジュアルスタイルにサロモンを履くだけで、その特徴的な「クイックレースシステム(細い靴紐)」や流線型のフォルムが、コーディネート全体にモダンで都会的な空気感をプラスしてくれます。

「頑張ってオシャレしました!」という気負いを感じさせず、「機能的な良い靴を選んで履いています」という知的でスマートな印象を与えられる。これこそが、サロモンが多くのファッショニスタに愛され、日々のコーディネートで重宝されている最大の理由なのです。

サロモンスニーカーのメンズコーデのコツ

黒のスラックスにスポーティなテック系スニーカーを合わせた日本人男性のきれいめカジュアルコーデ

男性がサロモンを履きこなす際、目指すべきスタイルは大きく分けて2つあります。一つは、菅田将暉さんのように、オーバーサイズのスウェットや古着のリーバイス501などを合わせて、ラフでグランジ感のある雰囲気に仕上げるスタイル。これはストリートファッションが好きな方にはたまらない、文句なしにかっこいい組み合わせです。

しかし、「そこまでカジュアルに振り切るのは勇気がいる」「もっと大人っぽく履きたい」という大人世代の方に、私が個人的に強くおすすめしたいのが、「きれいめパンツ」との組み合わせです。

「スラックス × ハイテク」のギャップを作る

サロモンのゴツゴツとしたギア感は、実は上品なボトムスと合わせることで最も輝きます。例えば、センタープレスの入った黒のスラックスや、ハリと光沢のあるチノパンなど、少しドレッシーなボトムスを選んでみてください。

全身をきれいめでまとめた上で、足元だけにあえてスポーティな「XT-6」や「ACS PRO」を持ってくる。この「ドレスとスポーツの違和感」こそが、おしゃれな大人の余裕を生み出します。革靴やシンプルなローテクスニーカーでは出せない、都会的なムードが一瞬で完成します。

パンツの「丈感」で印象が決まる

メンズコーデにおいて最も重要なのが、パンツの裾(レングス)の処理です。サロモンのスニーカーは、アッパーの流線型デザインや、特徴的なクイックレースシステム(靴紐部分)が見えてこそカッコいい靴です。

そのため、裾が靴の上にダボっと溜まってしまう「ワンクッション」や「ハーフクッション」よりも、裾が靴に触れるか触れないかギリギリの「ジャスト丈」、もしくはくるぶしが少し見えるくらいの「アンクル丈」がベストマッチします。足元をすっきりさせることで、サロモンのシャープなフォルムが引き立ち、清潔感のあるスタイリングになります。

深澤辰哉さんに学ぶ「カラーリンク」のテクニック

もうワンランク上の着こなしを目指すなら、Snow Manの深澤辰哉さんが見せた「色合わせ」のテクニックを参考にしましょう。

サロモンのスニーカーは、単色ではなく、カーキ、ベージュ、グレー、オレンジなど、複数の色が組み合わされているモデルが多いです。その中から「一色」をピックアップして、帽子やバッグ、あるいはトップスのロゴの色とリンクさせてみてください。

カラーリンクの具体例 例えば、スニーカーのソールのワンポイントに「オレンジ」が入っていたら、オレンジ色のキャップを被る。あるいは、ベージュ系のスニーカーなら、インナーのTシャツを同系色のベージュにする。たったこれだけで、バラバラに見えがちなコーデ全体に統一感が生まれ、「計算されたおしゃれ」に見せることができます。

サロモンスニーカーのレディースコーデ術

ロングスカートにあえてゴツめのトレイルスニーカーを合わせた日本人女性のおしゃれなミックスコーデ

女性の場合は、メンズライクなアイテムを女性らしく着こなすのがポイントです。清野菜名さんのような「オーバーサイズシャツ × デニム」というボーイッシュなスタイルに、カラフルなサロモンを差し色として使うのは非常に可愛いですね。足元にボリュームが出るので、相対的に足首やスタイルが華奢に見える効果も期待できます。

また、ロングスカートやワンピースといったフェミニンなアイテムの「ハズシ」として使うのも鉄板テクニックです。足元をパンプスやブーツにするのではなく、あえて機能的でゴツっとしたサロモンを持ってくることで、「頑張りすぎていない、大人の余裕」を感じさせるコーデになります。在原みゆ紀さんのように、キャップやバックパックなどの小物と合わせて、全体を少しスポーティな方向に振るのも素敵です。白のリブソックスをクシュっとさせて合わせるのも、今っぽい雰囲気を出すコツです。

コーディネートのコツとNGな着こなし

万能に見えるサロモンですが、合わせるボトムスによっては少し野暮ったく見えてしまうこともあります。特に注意したいのが「パンツの裾」です。

避けたほうが無難な組み合わせ 裾が極端に広がりすぎているワイドパンツや、丈が長すぎて靴全体に覆いかぶさってしまうようなパンツは注意が必要です。サロモンの魅力であるクイックレースシステムや複雑なアッパーデザインが隠れてしまいますし、ボリュームのある靴にボリュームのあるパンツを合わせると、足元が重たく見えて全体のバランスが悪くなりがちです。

おすすめは、足首に向けて細くなるテーパードシルエットのパンツや、ジョガーパンツ、あるいは靴のデザインがしっかり見える丈感のパンツです。足元をスッキリさせることで、サロモンのスタイリッシュな流線型のフォルムがより引き立ち、全体のスタイルアップにも繋がります。

サロモンスニーカーと芸能人情報のまとめ

今回は、「サロモン スニーカー 芸能人」というテーマで、愛用している著名人の詳細や人気の理由、そして明日から使えるコーデのコツについて深掘りしてきました。

サロモンは単なる一過性の流行りアイテムではなく、プロ仕様の履き心地と唯一無二のデザイン性を兼ね備えた、長く愛用できる一足です。菅田将暉さんや在原みゆ紀さんのような、自分自身のスタイルを持ったおしゃれな著名人がこぞって選ぶのも納得ですよね。特に「XT-6」などの人気モデルや人気カラーは、入荷してもすぐに売り切れてしまうことも多いので、気になっている方は早めにチェックすることをおすすめします。

ぜひ、あなたも自分だけのお気に入りの一足を見つけて、芸能人のような素敵なスニーカーコーデを楽しんでください!その快適な履き心地を知ってしまったら、もう他のスニーカーには戻れなくなるかもしれませんよ。

※記事内の情報は執筆時点のものです。最新の在庫状況や価格については、各ブランドの公式サイトをご確認ください。また、サイズ感には個人差がありますので、最終的な判断はご自身で行うか、店舗での試着を推奨します。

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