大切にしているスニーカーだからこそ、少しでも長く綺麗な状態を保ちたいと考えるのは自然なことです。しかし、専門店で販売されているケア用品やカスタムパーツは高価なものが多く、手が出しづらいと感じている方も多いのではないでしょうか。実は今、ダイソーやセリアなどの100均には、スニーカーの便利グッズが驚くほど充実しています。靴紐が伸びるタイプのものや、ソールガードとして使えるヒールプロテクターの代用品、さらにはスニーカー消しゴムなどの洗い方に関するアイテムまで揃っているのです。また、増えてしまった靴をディスプレイするように収納できるケースや、黄ばみの落とし方に使える道具、履きジワを防ぐシューキーパーまで手に入ります。この記事では、私が実際に試して本当に使えると感じたアイテムを中心にご紹介します。
- 100均で手に入る高機能なシューレースや保護アイテムの選び方
- 大切なスニーカーの寿命を延ばすための予防ケアの具体的な方法
- 専用の道具を使わずに100均グッズだけで汚れを落とすテクニック
- コレクションを美しく見せながら省スペースで保管する収納アイデア
100均のスニーカーアクセサリーで快適に保護
スニーカーを履くうえで避けては通れないのが、脱ぎ履きの面倒さや、着用によるダメージです。せっかく買ったお気に入りの一足、できるだけ綺麗なまま履き続けたいですよね。ここでは、100円ショップで手に入るアイテムを使って、スニーカーライフをより快適にしつつ、大切な靴を保護するためのアクセサリーをご紹介します。たった数百円の投資で、履き心地と寿命が劇的に変わりますよ。本当に「もっと早く知りたかった!」と思うアイテムばかりです。
100均の伸びる靴紐で着脱をスムーズにする

ジョーダン1などのハイカットスニーカーや、コンバースのオールスター。デザインは最高にかっこいいんですが、履くときも脱ぐときも、毎回紐を解いたり結んだりするのは本当に手間ですよね。急いでいる朝なんて、玄関でイライラしてしまうことも。そんな悩みを一発で解決してくれるのが、今やスニーカーアクセサリーの定番とも言える「伸びる靴紐(ゴム紐)」です。ゴム製の伸びる靴紐で脱ぎ履きを楽にしつつベロずれも防ぐコツもあわせて知っておくと、より快適に運用できます。
これ、見た目は普通の靴紐なんですが、素材がゴムでできているのでビヨーンと伸びるんです。つまり、一度紐を結んでしまえば、あとはスリッポンみたいに足を突っ込むだけで履けるようになります。私がいくつかの100均で実際に購入して比較してみたところ、それぞれに明確な特徴がありました。
各社の伸びる靴紐の特徴比較

| ショップ | 伸縮性 | 見た目の質感 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|
| セリア | ◎(非常に高い) | ややゴム感あり | 伸縮性が最強クラス。ハイカットでも紐を解かずに脱ぎ履きしたいならコレ一択。 |
| キャンドゥ | ◯(標準) | ◎(コットン風) | 伸縮性と見た目のバランスが良い。先端のアグレット処理が綺麗で紐を通しやすい。 |
| ワッツ | ◯(標準) | ◎(コットン風) | カラー展開が豊富。子供向けのパステルカラーなども揃う。 |
| ダイソー | △〜◯ | ◯ | 「よく伸びる」表記のある新パッケージなら実用性十分。入手しやすさが魅力。 |
特にセリアの伸びる靴紐は伸縮性が非常に高く、ハイカットのスニーカーでも紐を解かずにそのまま脱ぎ履きできるレベルです。ただし、ゴムの反発力が強いため、歩いているときに少し締め付けを感じる場合があるかもしれません。
一方で、キャンドゥやワッツのものは、伸縮性はそこそこですが、紐の織り目がリアルでコットンのような風合いがあります。また、紐の先端(アグレット)の処理が綺麗なので、小さな穴(アイレット)にも通しやすいのが大きなメリットだと感じました。
ダイソー製品の進化について
以前のダイソーのゴム紐は「あまり伸びない」「すぐダルダルになる」という印象がありましたが、2021年以降に発売された「よく伸びるタイプ」へ改良されてからは品質が大きく向上しています。ダイソーで購入する際は、パッケージに「よく伸びる」という表記があるか必ず確認してくださいね。
サイズと色の選び方で失敗しないコツ
サイズ選びも重要です。一般的に、ローカットのスニーカー(エアフォース1やスタンスミスなど)なら100cm〜110cm、ハイカット(ジョーダン1やコンバースHIなど)なら120cm〜140cmが目安です。100均の靴紐は長さのバリエーションが限られていることが多いので、パッケージの裏面を見て長さを確認しましょう。
また、ヴィンテージのスニーカーやコンバースには、真っ白な「ホワイト」だと紐だけ浮いて見えてしまうことがあります。そんなときは、少し黄みがかった「生成り(クリーム色)」の紐を選ぶのが鉄則です。セリアやキャンドゥ、ワッツではこの生成りカラーも取り扱っており、ゴム特有のテカテカした光沢感もかなり抑えられているため、遠目には普通のコットンシューレースと見分けがつかないクオリティですよ。
履きジワ防止には100均のシューキーパー

お気に入りのスニーカーを履いて歩いていると、どうしてもつま先部分のアッパーに「履きジワ」が入ってしまいますよね。特にレザー素材のスニーカーだと、一度深く刻まれたシワは元に戻りませんし、そこからひび割れてくることもあります。これを防ぐために活用したいのが、スニーカーキーパー(履きジワ防止プロテクター)です。
これは着用中に靴の内部(つま先の上側)に入れておくプラスチック製のパーツで、歩行時に指の付け根が曲がった際、アッパー素材が深く折れ曲がるのを内側から支えて防いでくれます。「シューガード」とも呼ばれ、以前は海外通販や専門店でしか買えませんでしたが、最近はダイソーやセリアなどの大型店舗でも見かけるようになりました。
装着感と調整方法
「靴の中にプラスチックを入れるなんて痛くないの?」と心配になる方もいると思います。正直に言うと、最初は少し違和感があります。特にジャストサイズで履いているスニーカーだと、足の甲や指先に当たって窮屈に感じるかもしれません。シューガード(履きジワ防止)が痛い原因と対策も事前に把握しておくと、選び方と調整が一気にラクになります。
ですが、100均のシューガードは柔らかめの樹脂で作られていることが多く、ハサミで簡単にカットできます。もし足に当たって痛い場合は、当たる部分をハサミで切り取って調整しちゃいましょう。この手軽なカスタムができるのも、100円ならではのメリットですね。
保管用の木製シューキーパーがすごい

また、履いている時だけでなく、脱いだ後の保管時に使う通常の「シューキーパー」も100均で揃います。特に注目なのが、ダイソーで販売されている(価格は200円〜500円レンジのことが多いですが)木製シューキーパーです。
| 種類 | 価格 | 特徴・メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| プラスチック製 | 110円 | 非常に軽量で旅行用などに最適。24cm〜30cm程度までサイズ調整可能なタイプが多い。 | 型崩れ防止効果は弱め。吸湿性はない。 |
| 木製(ダイソー) | 300円〜 | ヒノキなどの天然木を使用しており、高級感がある。吸湿・消臭効果が期待できる。 | 片足ずつの販売であることが多い。横幅の調整機能はなく、靴によっては形が合わない。 |
ダイソーの木製シューキーパーは、専門店で買えば数千円するようなアイテムと比べても遜色ない見た目です。スプリング式で縦方向にテンションをかけてシワを伸ばしつつ、木の調湿作用で靴の中の湿気を取ってくれます。ただし、横幅が調整できないタイプが多いため、幅広の靴や細身の靴にはフィットしないことも。まずは一足分(左右で2つ)買って試してみて、サイズ感を確かめてみることをおすすめします。
100均ソールガードでヒールの摩耗を防ぐ
スニーカーの中で最も削れやすく、そしてダメージが目立つのが、かかと(ヒール)部分のソールです。歩き方の癖にもよりますが、エアフォース1やダンクなどのバッシュ系スニーカーは、かかとの外側から斜めに削れていきがちですよね。ソールが削れて中のエアバッグや芯材が見えてしまうと、修理も難しくなってしまいます。
専門店では「シューグー」などの補修材や、専用の貼り付け式「ソールガード」が数千円で売られていますが、実は100均のアイテムでも十分に代用が可能です。靴の補修コーナーにあるかかと用補修プレートや、滑り止めパッドを活用する方法をご紹介します。
剥がれないための施工テクニック
100均の補修プレートをただ貼るだけでは、歩いているうちにすぐに剥がれてしまいます。長持ちさせるためには、ちょっとしたひと手間が必要です。

ソールガード自作の最強手順
1. 足付け(ヤスリがけ):貼り付けるソールの部分を紙やすり(100均で入手可)で軽く削り、ザラザラにします。
2. 脱脂:アルコールティッシュや除光液で、削った部分の油分や汚れを完全に拭き取ります。
3. 接着:補修プレート付属のテープは剥がし、代わりにゼリー状の瞬間接着剤(これも100均!)をたっぷり塗って圧着します。
特に重要なのが接着剤選びです。サラサラした液状タイプだと、ソールの隙間に染み込んでしまって接着力が弱まります。必ず「ゼリー状」や「多用途」と書かれた、粘度の高い瞬間接着剤を使ってください。これでガッチリ固定すれば、数ヶ月は余裕で持ちますよ。削れてきたら、また100円で新しいプレートを買ってきて貼り替えれば良いので、コスパは最強です。
ヒールプロテクターも100均グッズで代用
前述のソールガードと同様に、最近流行りの「ヒールプロテクター」も100均の素材でDIYする猛者が増えています。ヒールプロテクターとは、スニーカーのかかとの形状に合わせて作られた保護パーツのことですが、これをダイソーやセリアで販売されているゴム板や靴底補修用のゴムシートから切り出して作ってしまうんです。
DIYの手順とポイント
作り方は意外とシンプルです。
まず、スニーカーのかかと部分にマスキングテープを貼り、その上から鉛筆でかかとの形(削れる範囲)をなぞって型を取ります。そのマスキングテープを100均のゴム板に貼り付け、線に沿ってハサミやカッターで切り抜けば、オリジナルのプロテクターの完成です。
見た目の美しさや一体感を追求するなら、数千円出して専用品(キックスラップなど)を買うのが間違いありません。しかし、「とにかくソール本体を削りたくない」「裏返さないと見えない底面だから安く済ませたい」という実用重視の方には、100均DIYは非常に賢い選択肢になります。ゴム板一枚で数足分作れるので、コレクションが多い方には特におすすめですね。
スニーカーに使える100均便利グッズの活用
これまでに紹介した以外にも、スニーカーライフを豊かにする「便利グッズ」が100均にはたくさん隠れています。スニーカーコーナーだけでなく、収納コーナーや文具コーナーも要チェックです。
収納量が2倍になる省スペースホルダー
スニーカーが増えすぎて、下駄箱に入り切らない…というのはスニーカー好きの「あるある」ですよね。そんな時に救世主となるのが、靴用省スペースホルダーです。片足分のスペースで靴を上下に重ねて収納できるアイテムで、これを使えば物理的に下駄箱の収納力が2倍になります。
ダイソーやセリアなど各社から出ていますが、ハイカットのスニーカーを収納する場合は「高さ調整機能」がついているものを選ぶのがポイントです。高さが足りないと、上の靴が天井につかえて入らないことがあります。
自分だけのカスタムを楽しむ
また、DIYやカスタムに興味がある方には、セリアなどで手に入る布用マーカーやアクリル絵の具もおすすめです。最近では、新品のスニーカーのミッドソールをあえて薄い黄色に塗って、ヴィンテージ風に仕上げる「エイジングカスタム」が流行っていますが、これも100均のアルコールマーカーや絵の具で挑戦できます。
カスタム時の注意点
塗装をする前には、中性洗剤やシリコンオフなどで表面のコーティングや油分をしっかり落とし(脱脂)、塗装が乾いた後には防水スプレーで保護膜を作ることで、ペイントの耐久性が格段に上がります。
100均のスニーカーアクセサリーで洗浄と収納
履けば汚れるのがスニーカーの宿命ですが、だからといって毎回クリーニングに出したり、高価なクリーナーを使ったりするのはお財布に痛いですよね。また、コレクションとして部屋に飾りたいという欲求もあります。ここでは、100均アイテムを使った賢いメンテナンス方法と、お店のようなディスプレイ収納術について解説します。
ダイソーのスニーカー消しゴムで黒ずみ除去

ちょっとした外出で、誰かに足を踏まれたり、階段の角に擦ったりして、ソールに黒い擦れ跡(スカッフマーク)がついてしまった経験はありませんか?そんな時に役立つのが、ダイソーやセリアで売っている「スニーカー用消しゴム」です。
このアイテムの最大の特徴は、水や洗剤を使わずに汚れを落とせることです。消しゴムに含まれる研磨剤とPVC(ポリ塩化ビニル)の摩擦力を利用して、汚れを物理的に絡め取ります。特に、エアフォース1やスタンスミスのような合皮・本革のアッパーや、ゴム製ソールの表面的な汚れには即効性があります。
効果的な使い方と注意点
使い方は簡単で、普通の消しゴムと同じように汚れた部分をゴシゴシ擦るだけ。消しカスと一緒に汚れがポロポロ落ちていきます。バッグに一つ入れておけば、出先で汚れに気づいた時にサッとリセットできるので本当に便利です。
ただし、キャンバス地(布)やメッシュ素材の奥に入り込んだ泥汚れなどには効果が薄いどころか、汚れを広げてしまうこともあるので不向きです。また、強く擦りすぎると摩擦熱でゴムが溶けたり、素材を傷めたりする可能性もあるので、様子を見ながら優しく使ってくださいね。
100均道具を使ったスニーカーの洗い方
全体的な薄汚れや、消しゴムでは落ちない汚れが気になってきたら、いよいよ水洗いの出番です。「スニーカー専用洗剤(ジェイソンマークなど)」は優秀ですが、近所の100均で揃う道具でも十分綺麗になりますよ。
神器:メラミンスポンジとブラシ
まず絶対に買っておきたいのが、「メラミンスポンジ(激落ちくん等の類似品)」です。これを水で濡らして軽く絞り、ソールのゴム部分を擦ってみてください。驚くほど真っ白になります。ただし、アッパーのプリント部分やレザー部分を強く擦ると色落ちや傷の原因になるので、あくまで「ソールのゴム部分専用」として使うのがコツです。
アッパーの洗浄には、シューズブラシと洗濯用固形石鹸(ウタマロ石鹸の類似品など)を使います。100均のブラシはナイロン製の硬いものが多いですが、デリケートな素材を洗う場合は、なるべく毛の柔らかいものを選んでください。
泡クリーナーで時短ケア
水洗いして乾かす時間がない!という方には、ダイソーなどで売っている「靴用泡クリーナー」がおすすめ。ムース状の泡を汚れた部分につけ、ブラシで擦ってからタオルで拭き取るだけでOKです。水ですすぐ必要がないので、玄関先で5分あればメンテナンスが完了します。
なお、スニーカーの素材ごとの詳しいお手入れ方法や、やってはいけないこと(天然皮革の水洗いリスクなど)については、メーカーの公式サイトなどで一度確認しておくと安心です。
(出典:アシックス公式「シューズのお手入れ方法」)
100均でスニーカーの黄ばみ落としも可能
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長く大切に履いているスニーカー、特にお気に入りのエアフォース1やスタンスミスなどの白いスニーカーで、ソールだけが黄色く変色してしまったことはありませんか?「汚れているだけかな?」と思って一生懸命ブラシで擦ってみても、全く白くならない…。
実はこれ、汚れではなく「黄ばみ(素材の変色)」なんです。主な原因は、ソールに使われているゴムやプラスチック素材に含まれる酸化防止剤などが、紫外線や空気中の酸素と反応して酸化してしまうこと。また、暗い場所にしまい込んでいても湿気など化学反応で変色する「暗所黄変」という現象も起こります。
「もう寿命かな…」と諦めるのはまだ早いです。スニーカー愛好家の間では「バイオレットブライト」などの専用溶剤を使った漂白テクニック(通称:レトロブライト)が有名ですが、実はこれ、100均で揃う材料だけでも再現が可能なんです。私が実践している、数百円でできる黄ばみ取りメソッドを詳しく伝授します。
なぜ洗剤で落ちない?黄ばみのメカニズム
普通の洗剤は「表面に付着した汚れ」を落とすものですが、黄ばみは「素材そのものの色が化学変化したもの」です。だから、いくら洗剤で洗っても落ちません。元に戻すには、化学的なアプローチ、つまり「漂白(還元)」が必要になります。
具体的には、「過酸化水素(酸素系漂白剤)」を塗り、そこに「紫外線(日光)」を当てることで化学反応を促進させ、黄ばみ色素を分解するという仕組みです。この過酸化水素を発生させる成分こそが、100均で売っている「あの粉」なのです。
【完全版】100均グッズだけで行う「黄ばみ取り」の手順

専用の薬剤を買うと2,000円〜3,000円しますが、100均なら総額300円〜400円で揃います。
準備するもの(すべて100均で入手可能)
- 酸素系漂白剤(粉末タイプ):ダイソーの「オキシウォッシュ」やセリアの「オキシクリーナー」など。成分表示に「過炭酸ナトリウム」とあるものを選んでください。
- 食品用ラップ:乾燥防止と反応促進のために必須です。
- マスキングテープ:アッパー(靴本体)を守るために使います。
- ナイロン筆(またはハケ):漂白剤を塗る用。絵の具コーナーや塗装コーナーにあります。
- ゴム手袋:手が荒れるので必ず着用してください。
- (裏技アイテム)片栗粉または洗濯のり:漂白剤をペースト状にして液垂れを防ぐために使います。
それでは、実際の手順をステップバイステップで解説します。
STEP 1:下準備とマスキング(最重要)
まず、スニーカーの汚れを洗い落とし、しっかり乾燥させます。そしてここが一番重要ですが、漂白したいソール部分以外(アッパーのレザーや布地)を、マスキングテープで徹底的に保護してください。
使用する漂白剤は強力なので、もし色付きのアッパーに付着すると、その部分だけ色が抜けたり、生地が傷んだりしてしまいます。面倒くさがらず、隙間なくテープを貼るのが成功の鍵です。
STEP 2:特製「漂白ペースト」を作る
紙コップなどに酸素系漂白剤を入れ、ぬるま湯(40〜50度くらい)で溶かします。ここで裏技です。ただ溶かしただけだとシャバシャバでソールに塗りにくいので、片栗粉(または洗濯のり)を少し混ぜて、ドロっとしたペースト状にします。 こうすることで、ソールに厚く塗りつけることができ、液垂れしてアッパーに付く事故も防げます。
STEP 3:塗布&ラップパック
作ったペーストを、筆を使って黄ばんだソール部分にたっぷりと乗せるように塗っていきます。塗り終わったら、乾燥を防ぐために食品用ラップでスニーカー全体を包み込むように密閉します。ペーストが乾いてしまうと効果が出ないので、隙間なくピッチリと巻いてください。
STEP 4:日光浴(紫外線照射)
ラップを巻いたスニーカーを、直射日光の当たる場所に置きます。紫外線を当てることで漂白反応が爆発的に進みます。夏場なら4時間〜6時間、冬場なら半日〜1日程度が目安です。
ちなみに、全体にまんべんなく日が当たるように、1〜2時間おきに靴の向きを変えてあげるとムラなく仕上がります。
STEP 5:洗浄と中和
時間が経ったらラップを剥がし、大量の水でペーストを完全に洗い流します。ヌメリが取れるまでしっかり洗ってください。もし手元に100均の「クエン酸スプレー」があれば、洗い流した後にシュッと吹きかけると、アルカリ性の漂白剤が中和されてゴムへのダメージを抑えられるのでおすすめです。
実施する際のリスクと注意点
- 加水分解の可能性:古いスニーカーの場合、強力な酸化作用によってソールとアッパーの接着剤が劣化し、ソール剥がれの原因になることがあります。
- 素材へのダメージ:ゴムの種類によっては、表面が少し荒れたりする場合もあります。
- 完全には戻らない:黄ばみの進行度合いによっては、完全な白には戻らないこともあります。
※この方法は非常に効果的ですが、メーカー推奨のお手入れ方法ではありません。あくまで「捨ててしまうくらいなら試してみよう」という自己責任の範囲で行ってください。
成功すると、まるで新品のようにソールが白く輝きを取り戻します。数百円のコストと少しの手間で、諦めかけていたスニーカーが復活するのは感動的ですよ。
100均で見せるスニーカー収納とディスプレイ

最後に、スニーカー好きにとって永遠のテーマであり、最も頭を悩ませる「収納問題」について深掘りしていきましょう。ついつい買い足してしまうスニーカー、買った時のメーカーの紙箱に入れたまま高く積み上げていませんか?スニーカーを部屋に飾る収納アイデアと劣化を防ぐコツもあわせて読むと、ディスプレイと保護を両立しやすくなります。
紙箱のまま保管するのは、実はあまりおすすめできません。中身が見えないので「あの靴どこだっけ?」と探す時に箱を全部ひっくり返すことになりますし、何より日本の高温多湿な環境では、紙箱が湿気を吸ってしまい、カビや加水分解(ソールの劣化)を早める原因にもなりかねないからです。
そこで活用したいのが、最近100均で劇的な進化を遂げている「プラスチック製シューズボックス」です。以前はただの「靴を入れる箱」でしたが、今はコレクター心をくすぐる「見せる収納(ディスプレイ)」を意識した製品が続々と登場しています。私の実体験をもとに、各社の特徴と使い分け、そして大切な靴を守るためのテクニックをご紹介します。
まるで専門店!セリアの「前面開閉式」が革命的
スニーカーヘッズの間で「これが100円(110円)で買えるのはバグだ」と話題になったのが、セリアの「組み立て式シューズボックス(前面開閉タイプ)」です。
この商品の最大の革命ポイントは、その名の通り「箱を積み重ねたまま、前の蓋(フラップ)を開けて靴を取り出せる」という点に尽きます。従来の100均ボックスは、蓋が上についているタイプが主流でした。それだと、下の方にある靴を取り出すために、上の箱をすべてどかさなければならず、非常に面倒だったんです。
セリアのこのボックスを使えば、有名ブランドから出ている数千円する「タワーボックス」のように、壁一面にスニーカーをディスプレイしつつ、その日の気分で履きたい靴をサッと取り出すことが可能になります。素材はポリプロピレンで、クリアファイルの少し厚手版といった質感ですが、組み立てると意外なほどしっかりします。フレームの色も白や黒があり、インテリアに合わせて選べるのも嬉しいポイントですね。
ダイソーは「サイズ」と「堅牢性」で選ぶ
一方、収納用品の王者ダイソーも負けていません。ダイソーのシューズボックスの特徴は、組み立て式ではない「ハードケースタイプ」のラインナップが豊富なことです。
セリアの組み立て式は便利ですが、どうしても素材が薄いため、重いブーツなどを何段も重ねると歪んでしまうことがあります。対してダイソーのハードタイプ(蓋がカチッと閉まる透明な箱)は、プラスチックに厚みがあり、堅牢性が非常に高いです。「シューズケース(男性用)」などの名称で売られている大きめサイズを選べば、型崩れさせたくないレザーのスニーカーもしっかり守ってくれます。
また、ダイソーでは最近、300円〜500円商品ラインで、透明度が非常に高いアクリル風のシューズボックスも展開し始めています。100円ではありませんが、それでも専門店で買うよりは圧倒的に安いので、特に「一軍スニーカー」を入れるためのVIP席として導入するのもアリだと思います。
【徹底比較】どっちを買うべき?

実際に私が使ってみて感じた、各社のボックスの選び方を表にまとめてみました。自分の収納スタイルに合わせて選んでみてください。
| 比較項目 | セリア(組み立て・前面開閉) | ダイソー(ハード・上蓋式) |
|---|---|---|
| 取り出しやすさ | ◎(最強) 積んだまま取り出せる | △ 積むと下の箱が開けられない |
| 強度・安定性 | △ 高く積みすぎると不安定になることも | ◎ プラスチックが硬く、歪みにくい |
| 収納サイズ | ◯ ローカットは余裕、ハイカットは工夫が必要 | ◯ 「男性用」を選べば28cm程度まで対応 |
| おすすめ用途 | 頻繁に履く靴、壁面ディスプレイ | 保管用、シーズンオフの靴、重い靴 |
ハイカットが入らない時の「横置き」テクニック
100均のシューズボックスを使う際、どうしてもぶつかる壁が「ジョーダン1などのハイカットスニーカーが入らない問題」です。高さが足りず、普通に立てて入れようとすると蓋が閉まらないことがよくあります。
そんな時は、諦めずに「横置き収納」を試してみてください。靴を片方ずつ互い違いにするのではなく、両足とも横に寝かせて、サイドのロゴが見えるように収納するのです。これなら高さの制限をクリアできるだけでなく、スニーカーの側面(一番デザインがかっこいい部分)を見せてディスプレイできるので、一石二鳥です。箱の中で靴が動くのが気になる場合は、100均の滑り止めシートを下に敷くと安定しますよ。
加水分解から守る!100均湿気対策セット

ボックスに収納して終わりではありません。プラスチックケースは気密性が高いため、日本の梅雨や夏場の湿気がこもりやすいというデメリットがあります。湿気はスニーカーのソールを加水分解させ、ボロボロにしてしまう最大の敵です。
そこで必ずセットで導入してほしいのが、100均の「除湿・消臭グッズ」です。
収納ボックスに入れるべき3種の神器
- シリカゲル(乾燥剤):お菓子に入っているような粒状の乾燥剤。食品用ではなく、衣類・靴用を選びましょう。湿気を吸うと色が変わるタイプなら交換時期がわかって便利です。
- 竹炭パック:消臭効果に優れています。湿気対策だけでなく、靴特有のニオイがボックス内に充満するのを防いでくれます。
- マスキングテープ:乾燥剤を入れた日付を書いて、ボックスの裏や底に貼っておきます。「いつ交換したっけ?」となるのを防ぐためのライフハックです。
これらをスニーカーと一緒にボックスに放り込んでおくだけで、数年後のコンディションに雲泥の差が出ます。100円で数個入っているものが多いので、コストを気にせずガンガン使えるのが100均の良いところですね。大切なコレクションを守るために、ぜひ収納と湿気対策はセットで考えてあげてください。
100均のスニーカーアクセサリー活用術まとめ

今回は、「スニーカー アクセサリー 100 均」をテーマに、私の経験を交えて様々なアイテムをご紹介しました。靴紐やインソール、収納ボックスからメンテナンス用品まで、100円ショップにはスニーカーライフを格上げしてくれるアイテムが溢れています。
もちろん、数千円する専門店のアイテムにはそれなりの理由と高い品質がありますが、「まずは手軽に試してみたい」「消耗品は安く済ませて、その分のお金を新しいスニーカー資金に回したい」という方にとって、100均は間違いなく最強の味方です。特に消耗品であるシューガードや、自作のヒールプロテクターなどは、100均グッズで十分すぎるほどの効果を発揮してくれます。
ぜひ、次回の100均パトロールの際は、いつもの売り場だけでなく、靴用品コーナーや工具コーナーをじっくり覗いてみてください。きっと「これ使える!」という発見があるはずです。あなたのスニーカーライフが、もっと便利で楽しいものになりますように!
※本記事で紹介した使用方法や効果は筆者の体験に基づくものです。製品の仕様変更などにより、使用感や効果が異なる場合があります。特殊な素材のスニーカーへの使用やカスタムを行う際は、目立たない場所でテストを行うなど、必ず自己責任において実施してください。

