VANSの歴史そのものである定番モデル「オーセンティック」。シンプルで完成されたデザインだからこそ、初めて購入しようと考えたときにサイズ感で悩んでしまい、知恵袋や口コミサイトを検索しまくっている方も多いのではないでしょうか。特に昨今はネット通販で購入するケースも増えているので、「日本企画とUSA企画で大きさが違うって本当?」「履いているうちに生地が伸びて緩くなるのかな?」「幅広の足だと小指が痛くなるって聞いたけど…」といった不安は尽きないですよね。
実は私も、初めてUSA企画のオーセンティックを買ったとき、いつものサイズを選んで見事に失敗し、踵と小指が痛くて絆創膏だらけになった苦い経験があります。VANSはモデルや企画によってサイズ感が驚くほど違う、奥が深くて少し厄介なスニーカーなんです。でも、選び方のコツさえ掴めば、これほど合わせやすくてカッコいい相棒はいません。
この記事では、スニーカー好きとして数々のVANSを履き潰してきた私「まー」が、知恵袋に寄せられるリアルな悩みや回答を分析しつつ、実体験に基づいた「失敗しないサイズ選び」を徹底解説します。デカ履きなどのスタイルも含めて、あなたが納得のいく一足に出会えるよう全力でサポートしますね。
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- 知恵袋で多くのユーザーが支持する「失敗しないサイズ選び」の鉄則
- 購入前に必ず確認すべき「日本企画」と「USA企画」の決定的な違い
- エラやオールドスクールなど、他モデルと比較した際のサイズ感の特徴
- 甲高や幅広の方でも快適に履くための、具体的なサイズアップ術と調整方法
知恵袋で調べるVANSオーセンティックのサイズ感
インターネット上の知恵袋やSNS、レビューサイトを見ていると、VANSオーセンティックのサイズ感に関しては「いつも通りのサイズでジャストだった」という意見と、「小さくて痛いからハーフサイズ上げた方がいい」という意見が真っ二つに分かれているのをよく見かけます。「どっちを信じればいいの?」と混乱してしまいますよね。実はこの意見の食い違いには、明確な理由があります。ここでは、その根本的な原因である「企画」や「構造」、そして「素材」の特徴から、サイズ感の謎を紐解いていきます。

日本企画とUSA企画のサイズ感の違い
知恵袋で「届いたVANSを履いたらサイズが合わなかった」「お店で試着したときは良かったのに、ネットで買ったらキツかった」という投稿を見かける最大の原因は、十中八九この「企画の違い」を理解していないことにあります。ここを飛ばしてサイズ選びをすると、高確率で失敗すると言っても過言ではありません。

VANSには大きく分けて、日本のABCマートなどが主導して企画・販売している「日本企画」と、世界中で展開されているグローバルモデルの「USA企画」の2種類が存在します。これらは見た目こそ似ていますが、靴の設計図とも言える「木型(ラスト)」が全く別物なんです。
| 項目 | 日本企画(ABCマート等) | USA企画(グローバル) |
|---|---|---|
| 品番の特徴 | Vから始まる(例:V44) | VNから始まる(例:VN0…) |
| ターゲット | 日本人の足型向け | 欧米人の足型向け |
| 甲の高さ | 高めに設計されている | 低く設計されている |
| 横幅(ワイズ) | やや広め | やや狭め・スマート |
| つま先の形状 | 反り上がっている(歩きやすい) | フラット(スケート仕様) |

なぜここまでサイズ感が違うのか?
日本企画のモデルは、その名の通り私たち日本人の足の特徴である「甲高・幅広」に合わせて改良されています。そのため、普段履いている日本のスニーカー(例えばアシックスや、ABCマートで売っている一般的な靴)と同じサイズを選んでも、窮屈さを感じにくいように作られているんですね。お店で試着して「あ、履きやすいな」と感じるのは、この日本企画である場合が多いです。
一方で、スニーカー好きや古着好きが好んで履く「USA企画」は、元々がアメリカでスケートボードをするために作られた仕様を引き継いでいます。欧米人の足は日本人よりも「甲が低く、幅が狭い」傾向にあるため、USA企画のオーセンティックもそれに合わせてシュッとした細身のシルエットになっています。さらに、スケートボードのデッキ(板)をつかむ感覚を鋭敏にするため、甲部分を低く抑えて足に密着させるような作りになっているんです。
具体的な選び方のアドバイス
この違いを踏まえた上で、どうサイズを選べば良いのでしょうか。私なりの結論をお伝えします。
まず、手軽に履きたい、あるいは店頭で試着した感覚を重視したいという方は、日本企画(品番がV〜)を選び、普段通りのサイズ(ジャストサイズ)で購入するのが一番安全です。無理してサイズを上げる必要はほとんどありません。
しかし、「VANSらしいクラシックな雰囲気が欲しい」「USA企画のあのシュッとした見た目が好き」という方は、サイズ選びに注意が必要です。普段日本企画の靴や、幅広の靴に慣れている方がUSA企画を履くと、間違いなく「幅がキツい」「甲が当たって痛い」と感じます。
USA企画を選ぶ場合の目安: 基本的には「普段のサイズ +0.5cm(ハーフサイズアップ)」を強くおすすめします。もしあなたが自他ともに認める「かなりの幅広・甲高」であれば、思い切って「+1.0cm」上げても全く問題ありません。
「1cmも上げたらブカブカにならない?」と心配になるかもしれませんが、オーセンティックは紐靴です。紐をしっかりと締めれば足首で固定できるので、多少つま先が余っていても脱げることはありません。むしろ、USA企画に関しては「小さすぎて履けない」というリスクの方が圧倒的に高いので、迷ったら大きい方を選ぶのが鉄則ですよ。

エラとオーセンティックの違いやサイズ感
VANSの売り場に行くと、オーセンティックの隣にそっくりな顔をした「エラ(Era)」というモデルが並んでいますよね。これ、パッと見は同じに見えるので「どっちを買っても同じサイズでいいだろう」と思いがちなのですが、実は構造的な違いからサイズ感(特にフィット感)に差が出てくるんです。知恵袋でも「エラとオーセンティック、サイズ感は同じですか?」という質問は定番中の定番です。
決定的な違いは「履き口のパッド」
最大の違いは、足を入れる履き口の部分にあります。エラ(Era)は、スケーターが激しい動きをしても足を痛めないように、履き口の周りにふっくらとした綿入りの「パッド(クッション)」が入っています。対してオーセンティック(Authentic)は、1966年の創業当時からある元祖モデルなので、このパッドがなく、キャンバス生地を縫い合わせただけのシンプルな切りっぱなしのような構造になっています。
この「パッドの有無」が、サイズ感にどう影響するかがポイントです。

エラ(Era)の場合: パッドがある分、物理的に足首周りの容積が狭くなります。また、パッドが足首をホールドしてくれるため、踵が浮きにくいというメリットがあります。しかし、その分だけ「圧迫感」を感じやすく、特にくるぶし下が太めの方や、厚手の靴下を履く場合には、少し窮屈に感じる可能性があります。「エラだと普段のサイズではキツかった」という声があるのはこのためです。
オーセンティック(Authentic)の場合: パッドがないため、足首周りの生地が薄く、足入れした瞬間に「開放感」があります。エラと同じサイズを履いても、オーセンティックの方が内部空間に余裕があるように感じることが多いです。スッキリしていて締め付けが少ないので、リラックスして履きたい方にはこちらの方がサイズ選びの許容範囲が広いと言えるかもしれません。
サイズ選びのシミュレーション
では、具体的にどう選び分ければ良いのでしょうか。いくつかのパターンで考えてみましょう。
もしあなたが、「エラ(Era)でジャストサイズ」を履いているなら、オーセンティックも同じサイズで問題ありません。むしろ、パッドがない分だけ少し緩く感じるかもしれませんが、紐を締めれば調整できる範囲です。「エラで27cmだけど、オーセンティックも27cmでいいかな?」という質問への答えは「YES」です。
逆に、「エラだと少しキツくてサイズアップが必要だった」という方の場合、オーセンティックならサイズアップせずにジャストサイズでいける可能性があります。パッドの圧迫感がないだけで、意外とすんなり履けてしまうことがあるんです。もちろん、幅の広さなどは変わらないので過信は禁物ですが、「エラよりは少しゆとりがある」と覚えておくと良いでしょう。
踵(かかと)のホールド感に注意
一点だけ注意点があります。それは「踵の抜けやすさ」です。エラはパッドが踵を引っ掛けてくれるので脱げにくいですが、オーセンティックにはそのストッパーがありません。そのため、あまりに大きすぎるサイズを選んで紐を緩く結んでいると、歩くたびに踵がスポスポ抜けてしまうことがあります。「デカ履き」をする場合でも、オーセンティックに関しては、一番上の紐穴までしっかり紐を通して結ぶなど、フィッティングに少し気を使う必要があるかもしれませんね。
結論として、基本的には同じサイズ選びでOKですが、「エラはホールド感重視(少しタイト)」「オーセンティックは開放感重視(少しルーズ)」というフィッティングの癖の違いを頭に入れておくと、届いてから「あれ?」となるのを防げますよ。
オールドスクールと比較したサイズ選び
VANSといえば、波型のライン(ジャズストライプ)が入った「オールドスクール(Old Skool)」も大人気ですよね。すでにオールドスクールを持っていて、2足目としてオーセンティックを検討している方も多いと思います。知恵袋でも「オールドスクールは27cmなんですが、オーセンティックは何センチがいいですか?」といった質問が頻繁に飛び交っています。
私の経験と多くのユーザーの声を総合すると、「オールドスクールと同じサイズを選ぶと、オーセンティックは少し小さく感じる可能性が高い」というのが正直なところです。これには明確な理由があります。
構造上の「幅」と「素材」の違い
まず、オールドスクールはつま先部分(トゥ)にスエード素材が使われていることが多く、デザイン的にもつま先の空間(トゥボックス)がやや丸みを帯びて広く設計されています。スエードは柔らかく、履いているうちに横に伸びて足に馴染みやすい素材です。そのため、多少幅がキツくても、数回履けば自分の足の形になってくれる懐の深さがあります。
一方、オーセンティックは基本的に全面キャンバス(帆布)素材です。キャンバス地は非常に丈夫ですが、スエードに比べて「伸びにくい」という性質があります。さらに、オーセンティックのデザインはつま先が低く、横幅も直線的でタイトな作りになっています。オールドスクールのような「素材の伸び」や「空間のゆとり」があまり期待できないのです。

失敗しないためのサイズ換算術
この違いを考慮したサイズ選びのガイドラインは以下の通りです。
パターンA:オールドスクールが「少し余裕がある」場合 もし今履いているオールドスクールが、指先も動かせて幅も痛くない、少し余裕のあるジャストサイズであれば、オーセンティックも同じサイズで大丈夫です。ただ、最初は「オールドスクールより硬いな、狭いな」と感じるかもしれませんが、紐の調整でなんとかなるレベルでしょう。
パターンB:オールドスクールが「ピッタリジャスト」の場合 オールドスクールで隙間なくピッタリ、あるいは「最初はキツかったけど馴染んだ」という状態で履いているなら、オーセンティックは「+0.5cm(ハーフサイズアップ)」することを強くおすすめします。オールドスクールでジャストの幅感は、伸縮性のないオーセンティックでは「痛み」に変わる可能性が高いからです。「オールドスクールと同じ感覚で買ったら、小指が当たって痛い」という失敗談は、まさにこのパターンです。
甲の高さにも注目
オールドスクールはシュータン(ベロ)部分にクッション性があり、紐を締めたときの当たりが柔らかいです。しかしオーセンティックはベロも薄いキャンバス一枚です。サイズがギリギリだと、紐を締めたときに甲にダイレクトに食い込んで痛くなることがあります。甲高の方は、この点も含めてオールドスクールよりハーフサイズ上げておいた方が、一日中快適に過ごせますよ。
要するに、「オールドスクールよりもオーセンティックの方が、サイズ選びのストライクゾーンが狭くてシビア」だと思ってください。オールドスクールは多少無理がききますが、オーセンティックは無理がききません。だからこそ、迷ったら安全策で0.5cm上げる。これがVANS好きの間での暗黙の了解なんです。
キャンバス素材は履くと伸びるのか
サイズ選びで迷ったとき、最後の頼みの綱となるのが「履いていればそのうち伸びて馴染むだろう」という期待ですよね。知恵袋でも「今はキツいんですが、我慢して履いていれば伸びますか?」という切実な質問をよく見かけます。
VANSオーセンティックのメイン素材であるキャンバス(帆布)。これについて、心を鬼にして真実をお伝えしなければなりません。結論から言うと、「キャンバス素材は、劇的には伸びません」。

キャンバス素材の特性を知る
キャンバス生地というのは、元々船の帆やテント、バッグなどに使われるために開発された、非常に丈夫で伸びにくい素材です。縦糸と横糸を強く密に織り込んでいるため、引っ張る力に対して強い抵抗力を持っています。つまり、「伸びないこと」こそがキャンバスの良いところであり、特徴なんです。
もちろん、全く伸びないわけではありません。履き込むことで繊維がほぐれ、糊(のり)が取れて柔らかくなり、足の形に沿うように「馴染む」感覚は間違いなくあります。数値で言えば、周囲で0.3cm〜0.5cm程度は馴染んでくるでしょう。しかし、これは革靴やスエードのスニーカーのように、革が伸びて物理的にサイズ感が変わるレベルとは訳が違います。
「馴染む」と「伸びる」の違い
ここで重要なのは、「痛いのを我慢して履き続ければ解決するか」という点です。
もし試着の段階で「全体的にピタッとしているけど、痛みはない」というレベルなら、数回履けば生地が柔らかくなって快適なフィット感になります。これは「馴染んだ」状態です。この場合はジャストサイズを選んで正解です。
しかし、「小指が当たってジンジンする」「爪先が触れて痛い」というレベルの圧迫感がある場合、それを我慢して履き続けても、生地が伸びて痛くなくなる可能性は低いです。むしろ、生地が伸びる前に、あなたの足の皮がめくれたり、靴自体が型崩れして破れたりする方が先でしょう。キャンバスの頑丈さは、足の皮膚よりも強いのです。
素材による例外:スエードやレザーの場合
もしあなたが狙っているオーセンティックが、キャンバスではなく「スエード素材」や「レザー素材」の場合は話が少し変わります。
- スエード: 皮革の中で最も伸びやすい素材です。最初は少しキツくても、履いているうちにかなり伸びて足に馴染みます。スエードなら、ジャストサイズ〜ややタイトめを選んでも失敗しにくいです。
- スムースレザー(表革): キャンバスよりは馴染みますが、スエードほどは伸びません。最初は硬いので、余裕を持ったサイズ選びが必要です。
基本のキャンバスモデルに関しては、「伸びてなんとかなる」という期待は捨ててください。「最初から痛くないサイズを選ぶ」。これがオーセンティック選びの鉄則です。「ちょっと大きいかな?」くらいで紐を締める方が、結果的に長く愛用できる一足になりますよ。
甲高や幅広で足が痛い場合の対処法
「自分は典型的な日本人の足で、甲が高くて幅も広い。だからVANSのような細身の靴は諦めるしかないのかな…」そんな風に思っている方、諦めるのはまだ早いです!知恵袋でも、甲高・幅広ならではの悩み相談は後を絶ちませんが、正しい対処法を知っていれば、誰でもオーセンティックをカッコよく履きこなすことができます。
私たち日本人の足にとって、USA企画のオーセンティックは確かに「鬼門」と言える形状をしています。甲が低く抑えられているため、長時間履いていると甲の血管が圧迫されて痺れたり、小指の付け根(一番出っ張っている部分)が擦れて激痛が走ったりすることがあるんです。
でも大丈夫。以下の対策を実践すれば、その痛みとはサヨナラできます。
対策1:潔く「日本企画」を選ぶ
最も確実な解決策は、無理にUSA企画を選ばず、ABCマートなどで売られている「日本企画」のモデルを選ぶことです。「えっ、でもUSA企画の方がカッコいいんじゃ…」と思うかもしれませんが、今の日本企画モデルはシルエットもかなり改善されており、パッと見ではUSA企画と区別がつかないほど良くできています。
何より、日本企画は日本人の足型データを基に作られているので、甲の高さがしっかり確保されており、横幅も3Eに近いようなゆとりがあります。「痛い思いをして無理してUSA企画を履く」よりも、「自分の足に合った日本企画を快適に履き倒す」方が、精神衛生上も歩行の健康上も絶対に良いです。これは決して妥協ではありません。
対策2:USA企画なら「羽根の開き」を許容してサイズアップ
それでも「どうしてもUSA企画のディテールやカラーが良い!」というこだわり派のあなたへ。その場合は、「サイズアップ + インソール調整」の合わせ技で対抗しましょう。

甲高幅広の人がUSA企画を履く場合、通常の+0.5cmでは足りないことがあります。思い切って+1.0cm〜+1.5cmくらいのサイズアップを試してみてください。
「そんなに大きくしたらブカブカでは?」と思うでしょう。ここでポイントなのが、「羽根(紐を通す部分)の開き」です。甲高の人がジャストサイズを履くと、紐を通す左右の羽根がパッカーンと大きく開いてしまい、見た目がカッコ悪くなってしまいます(VANS好きの間では、羽根が閉じている状態が美しいとされています)。
あえて大きなサイズを選ぶことで、甲周りに物理的な空間を作ります。そうすると、
- 横幅と甲の高さにゆとりができて痛くない。
- 紐をギュッと締めることができるので、羽根が適度に閉じてシルエットが綺麗に見える。
というメリットが生まれます。
余ったつま先と踵の浮きはどうする?
サイズを上げると当然、つま先が余り、踵が浮きやすくなります。そこで活躍するのが「インソール(中敷き)」です。100円ショップや靴屋で売っているインソールを一枚入れてみてください。これだけで靴の中の空間が埋まり、フィット感が劇的に向上します。また、厚手のスポーツソックスなどを合わせるのも有効です。
「甲高幅広だから履けない」ではなく、「甲高幅広だからこそ、サイズを上げて紐を絞るスタイルが似合う」と発想を転換してみてください。実はこの履き方、海外のスケーターなどもよくやっている「通」な履き方なんですよ。
VANSオーセンティックのサイズ感と知恵袋の回答
ここからは、よりマニアックなモデルの違いや、ファッション的な観点からの「デカ履き」の是非、他ブランドとの比較など、知恵袋で一歩踏み込んで議論されているトピックについて深掘りしていきます。単に「足が入るかどうか」というレベルを超えて、「どう履きこなすか」「どのモデルが自分のライフスタイルに合うか」という視点でサイズ感を見ていきましょう。
アナハイムなどモデル別のサイズ感の違い
「オーセンティック」と一口に言っても、実はいくつかのラインナップが存在し、それぞれサイズ感が全く異なることをご存知でしょうか?知恵袋でよくあるのが、「普通のオーセンティックと同じサイズで『アナハイム・ファクトリー』を買ったら、キツくて履けなかった…」という悲鳴です。これは本当に落とし穴なんです。
特に注意すべきなのは、以下の2つの高機能モデルです。
- Anaheim Factory Collection(アナハイム・ファクトリー / DX): 1966年当時のディテールを復刻したヴィンテージ仕様のモデル。
- Skate Classics(スケートクラシックス / 旧Proモデル): 本格的なスケートボード競技用に耐久性とクッション性を強化したモデル。
インソールの厚みがサイズ感を狂わせる
これらのモデルが通常のオーセンティック(Core Classicなどと呼ばれる安いモデル)と何が違うかというと、最大の違いは「インソール(中敷き)」です。
通常のオーセンティックは、インソールが薄く、靴底に直接貼り付けられています。しかし、アナハイムやスケートモデルは、「UltraCush(ウルトラクッシュ)」や「PopCush(ポップクッシュ)」といった、衝撃吸収性に優れた非常に分厚いカップインソールが搭載されています。このインソール、踵部分で1cm〜1.5cmほどの厚みがあるんです。
ここが重要! 外側の大きさ(アウトソール)は通常モデルと同じでも、中に分厚いインソールが入っている分、足が入るための「内部空間(容積)」が上下に狭くなっています。

そのため、通常のオーセンティックでジャストサイズの人が、同じサイズのアナハイムモデルを履くと、インソールの厚みで足が持ち上げられ、甲が天井に押し付けられて「めちゃくちゃキツい!」と感じることになります。踵も浅くなるので、脱げそうな感覚になることも。
高機能モデルを選ぶ際の鉄則
アナハイムやスケートクラシックスを選ぶ際は、通常のオーセンティックよりも「さらに+0.5cm(ハーフサイズ)アップ」するのが鉄則です。
- 通常モデルで27.0cmなら、アナハイムは27.5cmを選ぶ。
- 甲高の人は、思い切って+1.0cm上げてもいいくらいです。
「高いモデルだから良い履き心地だろう」と思っていつものサイズを買うと痛い目を見ます。インソールの厚み分を計算に入れてサイズを選ぶ。これが上級モデルを快適に履きこなすための絶対条件ですね。
メンズやレディースでのサイズ選びの注意点
カップルでお揃いにしたり、プレゼントで選んだりすることも多いVANS。そこで気になるのが「メンズとレディースでサイズ感は違うの?」という疑問です。知恵袋でも「彼氏にプレゼントしたいけどサイズがわからない」「私は女性だけどメンズモデルを履ける?」といった質問が多く寄せられます。
まず大前提として、VANSのオーセンティックは基本的に「ユニセックス(男女兼用)」の木型(ラスト)で作られています。つまり、同じ24.0cmであれば、メンズモデルとして売られていても、レディースモデルとして売られていても、靴の形や大きさ自体は全く同じです。「メンズだから幅が広い」「レディースだから細い」といった構造的な違いはありません。
USサイズ表記の罠に注意!
しかし、ここで最大の落とし穴があります。それは箱やタグに書かれている「USサイズ表記」の違いです。これが非常にややこしい!
アメリカのサイズ表記(US)では、メンズとレディースで数字の割り当てが異なります。例えば、同じ「23.0cm」という大きさを示す場合でも:
- メンズ(Men’s)表記だと: US 5
- レディース(Women’s)表記だと: US 6.5
と表記されるのが一般的です(※モデルや年代によって多少ズレることがあります)。
もしあなたがネット通販で、詳しくサイズ換算を見ずに「私はいつもUS 6だから」と思って注文したら、届いたのが「メンズのUS 6(=約24.0cm)」だった、なんていう事故が起こり得ます。逆に男性が「US 8」を探していて、誤って「レディースのUS 8(=約24.5cm ※メンズだとUS6.5相当)」を買ってしまうと、小さすぎて履けません。
失敗しないための確認方法
ネットで購入する際は、US表記だけでなく、必ず「CM表記(センチメートル)」を確認してください。「24.0cm」「27.5cm」といったセンチ表記は世界共通の絶対的な基準です。ここさえ合っていれば、メンズ・レディースのカテゴリ分けやUS表記に惑わされずに、正しいサイズの靴を手に入れることができます。
VANSは男女問わず同じシルエットを楽しめるのが魅力です。表記のトリックにさえ気をつければ、パートナーとのシェアや、あえてレディース限定カラーを男性が履く(サイズが合えば)といった楽しみ方もできますよ。
サイズアップしてデカ履きするメリット
VANSのオーセンティックを愛用しているファッショニスタや、古着屋の店員さんの足元をよく観察してみると、なんだか靴が大きく見えたり、紐がギュッと固く結ばれていてシルエットが細長く見えたりすることはありませんか?実はこれ、あえて自分の足のサイズよりも1.0cm〜2.0cmほど大きなサイズを選んで履く「デカ履き」というテクニックなんです。知恵袋でも「サイズアップして履くのが正解って本当ですか?」「ブカブカで歩きにくくないですか?」という質問が頻繁に見られます。
結論から言うと、私はこの「デカ履き」を強くおすすめします。 特にUSA企画のオーセンティックを履くなら、デカ履きこそが本来のカッコよさを引き出す最大のコツだと言っても過言ではありません。では、なぜわざわざ大きなサイズを選ぶのか?そのメリットと、快適に履くための調整術を詳しく解説していきましょう。
メリット1:紐を絞ることで生まれる「究極のシルエット」

最大の理由は、見た目のカッコよさ、つまり「シルエットの美しさ」です。 日本人の足(甲高・幅広)に合わせてジャストサイズのオーセンティックを履くと、どうしても紐を通す左右の「羽根」の部分がパッカーンと大きく開いてしまい、全体的にボテッとした丸い印象になりがちです。これだと、せっかくのVANSのスマートな雰囲気が台無しになってしまいます。
そこで、あえてサイズを大きくします。靴自体の幅と甲の高さに余裕が生まれるので、紐(シューレース)をギュッと強く締め上げることができます。すると、開いていた羽根がピタリと閉じ、靴全体のフォルムがキュッと細く絞られます。この「紐を限界まで絞って、細長いシルエットを作る」ことこそが、VANS好きが追求する美学なのです。ヴィンテージのVANSがカッコよく見えるのは、経年変化だけでなく、この「絞り」が効いているからなんですね。
メリット2:着脱のストレスからの解放
「紐靴は脱ぎ履きが面倒くさい」と感じている方にもデカ履きは有効です。 ジャストサイズで紐をしっかり結んでいると、履くたびに紐を解き、脱ぐたびにまた解かなければなりません。しかし、サイズアップして履き口(足を入れる穴)を広く確保しておけば、紐を縛ったままでもスポッと足を出し入れできる「スリッポン状態」にすることが可能です。
もちろん、歩行時に脱げないように調整は必要ですが、1.5cm程度のサイズアップであれば、紐をキツめに設定しておくだけで、「歩くときはホールドされ、脱ぐときは手を使わずに脱げる」という絶妙なバランスを作ることができます。これは一度体験するとやめられない快適さです。
メリット3:厚手のソックスやインソールで遊べる
冬場に厚手のウールソックスを合わせたいとき、ジャストサイズの靴だとパンパンになって血流が悪くなり、逆に足が冷えてしまうことがあります。デカ履きで空間に余裕を持たせておけば、厚手の靴下でも快適に過ごせます。
また、オーセンティックの弱点である「クッション性のなさ(底の薄さ)」を補うために、市販のクッションインソールを追加する場合も、サイズアップは必須です。インソールを入れると靴の中が狭くなるので、最初から大きめを買っておくことで、「見た目はクラシックなVANS、履き心地はハイテクスニーカー」という最強のカスタムが可能になります。
デカ履きの注意点とフィッティング術
ただ闇雲に大きくすれば良いわけではありません。失敗しないためのポイントは以下の通りです。
- 踵(かかと)の浮き対策: サイズを上げすぎると、歩くたびに踵がカポカポ浮いてしまいます。これを防ぐために、紐は一番上の穴(トップホール)まで通し、足首に近い部分をしっかりロックするように結んでください。
- つま先のつまずき: 捨て寸(つま先の余白)が長くなるので、階段の上り下りなどでつまずきやすくなる可能性があります。慣れるまでは足運びにご注意ください。
- インソールの活用: 踵が浮く場合は、100円ショップのインソールや、踵部分だけのパッドを入れるのが特効薬です。これでサイズ感を0.5cm〜1.0cm分くらい埋めることができます。
コンバースやナイキとのサイズ感比較
「VANSのサイズ感がわからないので、他のメーカーで例えてください!」というのも知恵袋の定番リクエストです。誰もが一度は履いたことがあるであろう「コンバース(Converse)」や「ナイキ(NIKE)」と比較することで、より具体的なサイズイメージを掴んでいきましょう。
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対 コンバース(オールスター)との比較
スニーカー界の二大巨頭、VANSとコンバース。構造が似ているローテクスニーカー同士ですが、サイズ感には微妙な違いがあります。
【横幅(ワイズ)】 コンバースのオールスターは、基本的に横幅がかなり狭いです。小指が痛くなりやすい靴の代表格ですよね。それに比べると、VANSオーセンティック(特に日本企画)は横幅に少しゆとりがあります。 USA企画でも、オールスターよりは若干指先の自由度が高いと感じる方が多いです。
【縦の長さ(捨て寸)】 オールスターは「捨て寸(つま先の余り部分)」が長く設計されており、見た目が縦長です。対してオーセンティックは捨て寸が短く、全体的にコンパクトに見えます。
結論: 基本的には「コンバース・オールスターと同じサイズ」で選んで問題ありません。 もしオールスターで「小指が痛いからサイズを上げている」という方なら、VANSオーセンティックは同じサイズを選べば、痛みを感じずに快適に履ける可能性が高いです。逆に、オールスターがジャストの方は、VANSでも同サイズでOKですが、つま先が少し近く(短く)感じるかもしれません。
対 ナイキ(エアフォース1 / ダンク)との比較
ここに大きな落とし穴があります。普段ナイキをメインに履いている方がVANSを選ぶ際は、最も警戒が必要です。
ナイキの代表作「エアフォース1(Air Force 1)」や「ダンク(Dunk)」は、バッシュ(バスケットボールシューズ)がベースになっているため、靴全体にボリュームがあり、内側のクッションも分厚く、作り自体が「大きめ」です。特にエアフォース1は、表記サイズよりも0.5cm〜1.0cmくらい大きく感じるのが一般的です。
一方、VANSオーセンティックは生地が薄く、クッションも最低限。非常に華奢でコンパクトな作りです。
結論: 「ナイキのジャストサイズから、+0.5cm〜+1.0cmアップ」を推奨します。 例えば、エアフォース1の27.0cmをジャストで履いている人が、VANSオーセンティックの27.0cmを履くと、「小さい!薄い!地面が近い!」と衝撃を受けるはずです。そして高確率で幅がキツくて痛くなります。 ナイキ基準で考えるなら、迷わずサイズアップしてください。「ナイキで27cmなら、VANSは27.5cmか28.0cm」が正解ルートです。
対 ニューバランス(996 / 574)との比較
履き心地の良さで人気のニューバランス。996や574といった定番モデルと比較するとどうでしょうか。
ニューバランスは足囲(ワイズ)にゆとりを持たせた設計(Dワイズや2Eなど)が多く、アーチサポートもしっかりしているため、足へのストレスが少ないのが特徴です。包み込まれるようなフィット感です。
VANSオーセンティックは、そうしたサポート機能が一切ない「平らな板に布がついているだけ」に近い構造です(良い意味で!)。そのため、ニューバランスの「守られている感」に慣れていると、VANSは非常に頼りなく、かつタイトに感じるでしょう。
結論: ニューバランスでジャストサイズの方は、VANSオーセンティックでは「+0.5cmアップ」が無難です。 ニューバランスの26.5cmと同じ感覚でVANSの26.5cmを履くと、特に甲の高さが足りずに圧迫感を感じることがあります。
まとめVANSオーセンティックのサイズ感は知恵袋で解決
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。知恵袋や口コミサイトに溢れる膨大な情報と、私自身の失敗と成功の経験を凝縮して、VANSオーセンティックのサイズ感について徹底解説してきました。
最後に、失敗しないためのサイズ選びの極意を、3つのステップでまとめておきます。購入ボタンを押す前の最終確認として使ってください。

| STEP | 確認すべきポイント | アクション |
|---|---|---|
| STEP 1 | 企画を確認する |
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| STEP 2 | モデルを確認する |
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| STEP 3 | 自分の足型と相談する |
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VANSオーセンティックは、サイズ選びさえ間違えなければ、どんなファッションにも馴染み、履き込むほどに愛着が湧く最高のスニーカーです。「大は小を兼ねる」という言葉通り、この靴に関しては「迷ったら大きい方を買う」ことが、痛い思いを避けてカッコよく履きこなすための一番の近道です。
もしどうしても不安な場合は、面倒でも一度実店舗(ABCマートなど)に足を運び、日本企画とUSA企画(置いてある店舗は限られますが)を履き比べてみることを強くおすすめします。その一手間が、あなたにとっての「運命の一足」との出会いを確実なものにしてくれるはずです。
この記事が、あなたのVANSライフの最初の一歩をサポートできれば、これほど嬉しいことはありません。最高の相棒を手に入れて、街へ出かけましょう!


